特許
J-GLOBAL ID:200903042247498788

触媒組成物及びその製造方法ならびに該触媒組成物を用いる含硫炭化水素の水素化脱硫方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂高 哲夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-303855
公開番号(公開出願番号):特開平5-115781
出願日: 1991年10月24日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 含硫又は含窒素炭化水素留分などの水素化脱硫や水素化脱窒素用触媒として、また、各種の炭化水素の水素化若しくは水素化精製用触媒として使用することができる、触媒活性に優れた新規な触媒組成物を提供する。【構成】 周期表VIA族金属と周期表VIII族金属とアルミナよりなる触媒組成物であって、該VIA族金属とVIII族金属の合計含量が該金属酸化物と該Al2O3の合計量に対して20〜70重量%の範囲にあり、かつ、X線回折によりアルミナ以外の回折ピークが観測されず、しかも、25°Cから1000°Cを超える温度まで昇温速度10°C/minの条件で昇温還元(TPR)を行った際に得られるTPRスペクトルにおいて25°C以上500°C未満の温度域に見られる低温還元ピークの面積Lと500〜1000°Cの温度域に見られる高温還元ピークの面積Hとの比L/Hが0.1〜0.45である新規な触媒組成物。
請求項(抜粋):
周期表VIA族金属と周期表VIII族金属とアルミナよりなる触媒組成物であって、該触媒組成物に占める該VIA族金属とVIII族金属の合計含量が、これらの含有金属成分をそれぞれ通常安定な酸化物として計算しかつ含有アルミナ成分をAl2O3として計算したときに、その際の該金属酸化物と該Al2O3の合計量に対して、20〜70重量%の範囲にあり、かつ、X線回折によりアルミナ以外の回折ピークが観測されず、しかも、550°Cで3時間空気焼成した試料について水素流通下で25°Cから1000°Cを超える温度まで昇温速度10°C/minの条件で昇温還元(TPR)を行った際に得られるTPRスペクトルにおいて、25°C以上500°C未満の温度域に見られる低温還元ピークの面積Lと500〜1000°Cの温度域に見られる高温還元ピークの面積Hとの比L/H[但し、該低温還元ピークと高温還元ピークが完全に分離していない場合には、500°Cを挟む低温側ピークと高温側ピークの間で最も水素消費量(スペクトル強度)が小さい温度でスペクトルを分割して前記面積LおよびHを計算するものとする。]が0.1〜0.45であることを特徴とする新規な触媒組成物。
IPC (3件):
B01J 23/85 ,  B01J 21/04 ,  C10G 45/08
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-290258
  • 特開平4-156949

前のページに戻る