特許
J-GLOBAL ID:200903042252874658

異方性及び耐軟化性に優れたアルミニウム合金硬質板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 秀岳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-156763
公開番号(公開出願番号):特開平5-086444
出願日: 1991年06月27日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、コーヒー、ウーロン茶などのレトルト飲料用缶用缶蓋に用いるアルミニウム合金板材の製造方法に関し、特に250〜300°Cで防食用塗料などを塗布乾燥するとき材料が軟化せず、しかも成形性に優れた硬質板の製造方法である。【構成】 Mg:3.0〜6.0%、Mn:0.4〜0.8%、Cu:0.05〜0.4%、Si:0.05〜0.5%、Fe:0.1〜0.5%、Ti:0.01〜0.05%、B:0.0001〜0.0010%を含み、残部Al及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金鋳塊を、均質化処理後熱間圧延し、該熱間圧延の終了温度を250°C以上280°C以下、終了時の板厚を2.5mm未満とし、その後200〜250°C1時間以上で中間熱処理した後、50%以上の最終冷間圧延を行うことを特徴とする方法である。【効果】 Al合金板に防食用塗料などを塗布し加熱乾燥するときに材料の強度の低下が小さくしかも成形性に優れた耳率も小さく、“そり“の発生も少ない硬質材が簡単な製造工程で得られる。
請求項(抜粋):
Mg:3.0〜6.0%(質量%、以下同じ)、Mn:0.4〜0.8%、Cu:0.05〜0.4%、Si:0.05〜0.5%、Fe:0.1〜0.5%、Ti:0.01〜0.05%、B:0.0001〜0.0010%を含み、残部Al及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金鋳塊を、均質化処理後熱間圧延し、該熱間圧延の終了温度を250°C以上280°C以下、終了時の板厚を2.5mm未満とし、その後200〜250°C1時間以上で中間熱処理した後、50%以上の最終冷間圧延を行うことを特徴とする異方性及び耐軟化性に優れたアルミニウム合金硬質板の製造方法。
IPC (2件):
C22F 1/047 ,  C22C 21/06
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-293144
  • 特開昭63-000444
  • 特開平3-006356
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