特許
J-GLOBAL ID:200903042254654035
OFDM復調装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-231006
公開番号(公開出願番号):特開平10-075228
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 位相雑音に影響されることなく、安定にOFDM信号を復調させる。【解決手段】 直交検波回路31で局部発振回路32からの局部発振信号をもとに入力OFDM信号の複素数ベクトルを求め、位相回転回路33を介し、フーリエ変換回路34でシンボル単位にフーリエ変換して復調ベクトルを得た後、データ識別回路35で規定の領域に応じた基準ベクトルをもとに復調データを識別し、受信状況監視回路36で誤り状況の監視を行う。さらに、位相回転計算回路37で復調ベクトルと基準ベクトルとの位相差から位相回転量を求める一方、上記監視出力に応じて位相オフセット発生回路40に所定の位相オフセットを出力させ、加算回路38で位相回転量に加算し、ループフィルタ39で平滑処理した後、位相回転回路33に与えることで、位相回転が信号の対称性で疑似的な安定位置になっても自動的に位相回転を修正するようにした。
請求項(抜粋):
複数の搬送波が一定の周波数間隔で周波数多重され、各々の搬送波が周波数間隔の逆数で定まる有効シンボル時間期間で直交している直交周波数分割多重信号なるOFDM信号を入力とするOFDM復調装置であって、前記OFDM信号を入力とし、局部発振信号に基づいてOFDM信号の複素数検波ベクトルを求める直交検波手段と、前記直交検波手段に供給する局部発振信号を発生する局部発振手段と、前記直交検波手段の出力を入力とし位相制御信号に従い入力信号の位相を回転させる位相回転手段と、前記位相回転手段の出力であるOFDM信号の複素数検波ベクトルをシンボル毎にフーリエ変換し、複数の搬送波の各々の変調データを含む復調ベクトルを得るフーリエ変換手段と、前記フーリエ変換手段の出力である復調ベクトルを入力として規定の領域に応じた基準ベクトルをそれぞれの復調ベクトルに割り当てるデータ識別手段と、前記データ識別手段の出力を入力として復調データの誤り状況の監視を行う受信状況監視手段と、前記復調ベクトルとデータ識別手段の出力を入力とし、復調ベクトルと各々の復調ベクトルに対応した基準ベクトルとのベクトルの位相差を求める位相回転計算手段と、前記受信状況監視手段の出力に応じて、所定の位相オフセットを出力する位相オフセット発生手段と、前記位相回転手段の出力を第1の入力とし前記位相オフセット発生手段の出力を第2の入力として両者を加算出力する加算手段と、前記加算手段の出力を入力として平滑化し、前記位相回線手段に位相制御信号として出力する平滑化手段とを具備することを特徴とするOFDM復調装置。
IPC (2件):
FI (2件):
H04J 11/00 Z
, H04L 27/00 G
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