特許
J-GLOBAL ID:200903042255110349

レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-305647
公開番号(公開出願番号):特開平5-119148
出願日: 1991年10月25日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 複雑な同期系を必要としないレーダ装置を得る。【構成】 複数の第1の信号発生手段が発生する各正弦波信号に基づいた複数の信号中の1つを、符号発生手段の発生する信号によって選択し、それを第2の信号発生手段の発生する正弦波信号とを乗算することによって時間的に周波数が変化する信号を輻射手段より空中に輻射し、物標からの反射信号に前記第1の信号発生手段中の所定の1つが発生する正弦波信号を乗算した後、それを各周波数帯域別に検波してディジタル化し、それらを合わせて信号処理する。【効果】 時間的に送信信号の周波数が変化するレーダ装置における、受信の際の複雑な同期系を不要にすることができる。
請求項(抜粋):
各々が互いに異なった周波数の正弦波信号を発生する複数の第1の信号発生手段と、前記第1の信号発生手段の発生する正弦波信号に基づく複数の信号中の1つを選択する選択切替手段と、前記選択切替手段を制御するための信号を発生する符号発生手段と、前記第1の信号発生手段とは異なる周波数の正弦波信号を発生する第2の信号発生手段と、前記選択切替手段にて選択された信号と前記第2の信号発生手段の発生する正弦波信号とを乗算する乗算手段と、前記乗算手段にて乗算された信号の帯域を制限する第1の帯域制限手段と、前記第1の帯域制限手段にて帯域制限された信号を電力増幅する増幅手段と、前記増幅手段にて電力増幅された信号を空中に輻射する輻射手段と、前記輻射手段より輻射された信号が物標で反射された反射信号を受信する受信手段と、前記受信手段にて受信された信号を増幅する増幅手段と、前記増幅手段にて増幅された信号と前記第1の信号発生手段中の前記所定の1つが発生する正弦波信号とを乗算する乗算手段と、前記乗算手段にて乗算された信号の帯域制限を行って、それを複数の周波数帯域の信号に分離する複数の第2の帯域制限手段と、前記第2の帯域制限手段にて分離された信号を各周波数帯域毎に位相検波する複数の検波手段と、前記検波手段にて位相検波された各信号の高周波成分を除去する複数の第3の帯域制限手段と、前記第3の帯域制限手段にて高周波成分が除去された各信号をディジタル信号に変換するアナログ・ディジタル変換手段と、前記アナログ・ディジタル変換手段にて変換されたディジタル信号を合わせて信号処理する処理手段とを備えたレーダ装置。

前のページに戻る