特許
J-GLOBAL ID:200903042260661116

トリオルガノ置換スズリチウム開始剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 正巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-137411
公開番号(公開出願番号):特開平8-053507
出願日: 1995年05月12日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】 トリオルガノスズリチウム開始剤中における残留ハロゲン化物含量を低減させ、該開始剤を使用して得られるオルガノスズ末端基を有する重合体の加工中に発生する揮発性のオルガノスズ化合物の量を低減させる。【構成】 トリオルガノスズハロゲン化物をリチウムと反応させて、ヘキサオルガノ二スズ及びリチウムハロゲン化物を生成し、リチウムハロゲン化物を除去した後、ヘキサオルガノ二スズをさらにリチウムと反応させて目的の開始剤を得る。
請求項(抜粋):
1以上の溶媒及び任意の1以上の溶解用溶媒の存在下で、トリオルガノ置換スズハロゲン化物と金属リチウムとを、前記溶解用溶媒:前記置換スズハロゲン化物のモル比3:1より小で反応させて得られたヘキサオルガノ置換二スズを含有する濾過反応生成物と、金属リチウム及び任意の1以上の溶解用溶媒とを反応させることによって得られたハロゲン化物含量3000ppmより小のトリオルガノ置換スズリチウムでなる反応生成物であって、前記溶解用溶媒:該トリオルガノ置換スズリチウム(ここで、オルガノ基は独立して炭素数1〜12のアルキル又はシクロアルキル、又は炭素数6〜15のアリール又はアルキル置換アリールであり、ハロゲン化物が塩化物、ヨウ化物又は臭化物である)が3:1以上である反応生成物でなるトリオルガノ置換スズリチウム開始剤において、不溶性のリチウムハロゲン化物を除去するための前記ヘキサオルガノ置換二スズの濾過を温度10〜70°Cで行ったことを特徴とする、トリオルガノ置換スズリチウム開始剤。
IPC (4件):
C08F 4/58 MFC ,  C07F 7/22 ,  C08F 4/48 MPB ,  C08F236/10 MPQ
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-314705
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-314705

前のページに戻る