特許

J-GLOBAL ID：200903042261715970

導電異方性PVC材料

発明者： 森 邦夫 ,  佐々木 八重子 ,  平原 英俊
出願人/特許権者： 森 邦夫 ,  新技術事業団 ,  株式会社東亜電化
代理人 (1件)： 丸岡 裕作
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-198574
公開番号（公開出願番号）：特開平5-017649
出願日： 1991年07月11日
公開日（公表日）： 1993年01月26日
要約：

【要約】【目的】 耐久性の向上、導電性や帯電性の効率の向上を図るとともに、製造を容易にする。【構成】 乳化重合によって得られたポリ塩化ビニル,可塑剤および界面活性剤からなるPVCペーストに、トリアジンチオール類によって予め表面処理された金属短繊維とトリアジンチオール類とを添加し、機械的に撹拌、脱気後、コーダーにより基材に塗布し、加熱炉で加熱する。これにより、界面活性剤の作用によって、導電材が沈降し、金属繊維層Mが形成されて全体が層状不均一になるとともに、トリアジンチオール類の作用によってPVCが架橋された導電異方性PVC材料が形成される。この場合、金属短繊維はトリアジンチオール類によって予め表面処理されているので、金属イオンの溶出が抑制されることになり、そのため、架橋効率が劣る事態が防止される。

請求項（抜粋）：

乳化重合によって得られたポリ塩化ビニル,可塑剤および界面活性剤からなるPVCペーストに、トリアジンチオール類によって予め表面処理された金属短繊維とトリアジンチオール類とを添加し、加熱して得られる導電異方性PVC材料。

IPC (5件)：

C08L 27/06 KHP ,  C08K 5/37 ,  C08K 9/04 KJE ,  H01B 1/22 ,  H05K 9/00

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平2-219847
  
• 特開昭61-145251
  
• 特開昭63-017951