特許
J-GLOBAL ID:200903042266914067

光ディスクのトラック判別方法および光ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-108708
公開番号(公開出願番号):特開平10-302286
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 同心円状またはスパイラル状のランドとグルーブとが、光ディスクの半径方向に交互に配置され、ランドがトラックとされると共に、グルーブの一つおきのものに対しては、当該グルーブを挟む2つのトラックで共通して用いられる光ディスク上のアドレス情報がウォブリングにより記録されている場合において、現在走査トラックが、2つのトラックのいずれであるかを、ラジアルスキューの影響をできるだけ、排除して判別するトラック判別方法を提供する。【解決手段】 ディスクの半径方向に異なる領域であって、ウォブリンググルーブを含む領域の受光出力と、ウォブリンググルーブを含まない領域の受光出力とにそれぞれ含まれるウォブリング成分の大小関係によりトラック判別する。このトラック判別の際のスレッショールド値をディスクのラジアルスキューの大きさに応じて変化させる。
請求項(抜粋):
円盤状の光ディスクに、同心円状またはスパイラル状のランドとグルーブとが、前記光ディスクの半径方向に交互に配置され、前記ランドがトラックとされると共に、前記グルーブの一つおきのものに対しては、当該グルーブを挟む2つのトラックで共通して用いられる前記光ディスク上のアドレス情報が記録されている場合において、現在走査トラックが、前記2つのトラックのいずれであるかを判別するトラック判別方法であって、前記光ディスクに光ビームを照射したときに前記光ディスクの半径方向に異なる領域からの反射光をそれぞれ受光する第1および第2の受光部を、前記アドレス情報が記録されている前記グルーブを含む第1の領域からの反射光を前記第1および第2の受光部の一方で受光するときに、前記アドレス情報が記録されている前記グルーブを含まない第2の領域からの反射光を、前記第1および第2の受光部の他方で受光するように配置し、前記第1および第2の受光部の受光出力に含まれる前記アドレス情報の成分のレベルをそれぞれ検出し、前記検出した前記アドレス情報の成分の2つのレベルの大小関係を、前記光ディスクの半径方向のスキューの大きさを加味して判定し、この判定結果により、前記トラック判別を行うことを特徴とする光ディスクのトラック判別方法。
FI (2件):
G11B 7/095 C ,  G11B 7/095 G

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