特許
J-GLOBAL ID:200903042270567401
補助加速制動装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-035777
公開番号(公開出願番号):特開平6-247186
出願日: 1993年02月24日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関の燃焼に伴って生じる瞬時回転速度の変動を少なくし、振動による不快感をなくす。【構成】 内燃機関の主軸に直結されたかご形多相誘導機の回転磁界の回転速度を制御して補助加速および制動を行う補助加速制動装置において、ソフトウェアの制御にしたがって内燃機関の瞬時回転速度から平均回転速度を演算し、瞬時回転速度が平均速度を越えたときに、かご形多相誘導機を発電機として動作させ、内燃機関の瞬時回転速度が平均速度を下回ったときに、かご形多相誘導機を電動機として動作させる。【効果】 フライホイールによる運動エネルギの出し入れを内燃機関の全回転速度の領域にわたって電気的に行うことができるために、フライホイールの軽量化をはかることができる。
請求項(抜粋):
自動車の車軸を駆動する内燃機関の主軸に回転子が直結されたかご形多相誘導機と、直流電源と、この直流電源から供給される電流により前記かご形多相誘導機の固定子に回転磁界を与えるインバータ回路と、前記内燃機関の回転速度を検出する回転センサと、この回転センサの出力および操作端の出力を取込み前記インバータ回路に制御出力を与え前記回転磁界の回転速度を制御する制御回路とを備えた補助加速制動装置において、前記制御回路は、前記内燃機関の瞬時回転速度(N)から平均回転速度(N0)を演算する手段と、前記内燃機関の瞬時回転速度(N)が前記平均回転速度(N0)を越えるとき(N>N0)に前記かご形多相誘導機が発電機になるように、前記内燃機関の瞬時回転速度が前記平均回転速度(N0)を下回るとき(N<N0)に前記かご形多相誘導機が電動機になるように、前記回転磁界の回転速度を制御する手段と、前記内燃機関の瞬時回転速度(N)と前記内燃機関の平均回転速度(N0)との差(N-N0)の関数として前記かご形多相誘導機のスリップ量(S)を変更する制御手段とを含むことを特徴とする補助加速制動装置。
IPC (5件):
B60K 41/00
, B60L 7/06
, F02D 29/06
, F02D 45/00 322
, F02D 45/00 362
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