特許
J-GLOBAL ID:200903042272531056

Wntポリペプチドについての使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-509861
公開番号(公開出願番号):特表2000-516466
出願日: 1997年08月07日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】造血作用におけるWntポリペプチドの使用が開示されている。特にWntポリペプチド、及び場合によりもう一つのサイトカインを用いる造血幹/始原細胞の増殖、分化または維持を増大するためのin vitro及びin vivoの方法が記載されている。
請求項(抜粋):
1.造血幹/始原細胞の増殖、分化または維持を増大する方法であり、該細胞の増殖、分化または維持を増大するのに有効なWntポリペプチドに該細胞をさらすことを含む方法。2.該細胞がCD34+細胞である請求項1の方法。3.該細胞がAA4+細胞である請求項1の方法。4.該細胞がflASK細胞である請求項1の方法。5.該細胞の増殖を増大する請求項1の方法。6.該細胞の分化を増大する請求項1の方法。7.該細胞の維持を増大する請求項1の方法。8.さらなるサイトカインに該細胞をさらすことをさらに含む請求項1の方法。9.該さらなるサイトカインが系列特異的サイトカインである請求項8の方法。10.該さらなるサイトカインが、トランボポイエチン(TPO);エリスロポイエチン(EP0);マクロファージコロニー刺激因子(M-CSF);顆粒球-マクロファージ-CSF(GM-CSF);顆粒球-CSF(G-CSF);インターロイキン-1(IL-1);IL-1α;IL-2;IL-3;IL-4;IL-5;IL-6;IL-7;IL-8;IL-9;IL-11:IL10;IL-12;白血病阻害因子(LIF)及びkitリガンド(KL)より成る群から選択される請求項8の方法。11.該細胞が細胞カルチャーに存在する請求項1の方法。12.該細胞が哺乳動物内に存在する請求項1の方法。13.該哺乳動物がヒトである請求項12の方法。14.該哺乳動物が、減少した血液細胞濃度に苦しんでいる、または苦しむことが予想される請求項12の方法。15.減少した血液細胞濃度が、化学療法、放射線治療、または骨髄移植治療によって引き起こされる請求項14の方法。16.Wntポリペプチドの治療上の有効量を哺乳動物に投与することを含む哺乳動物における血液細胞を再集団化するための方法。17.該血液細胞が赤血球系細胞である請求項16の方法。18.該血液細胞が骨髄系細胞である請求項16の方法。19.該血液細胞がリンパ系細胞である請求項16の方法。20.該哺乳動物における血液細胞の相助作用的再集団化を導く量で、該哺乳動物にさらなるサイトカインを投与することを含む請求項16の方法。21.さらなるサイトカインが、エリスロポイエチン(EPO);顆粒球ーマクロファージ-コロニー刺激因子(GM-CSF);kitリガンド(KL);またはインターロイキン-3(IL-3)である請求項20の方法。22.Wntポリペプチド、さらなるサイトカイン、及び生理的に許容されるキャリアーを含む製薬学的組成物。23.容器;容器に付いたラベル;及び容器内に含まれる活性試薬を含む組成物を含む製造品であり、該組成物は哺乳動物において血液細胞を再集団化するのに有効であり、容器に付いたラベルは該組成物が哺乳動物における血液細胞の再集団化のために用いられ得ることを示し、そして容器内の該活性試薬はWntポリペプチドである製造品。24.さらなるサイトカインが入っているさらなる容器を含む請求項23の製造品。
IPC (8件):
C12N 15/09 ZNA ,  A61K 38/00 ,  A61K 38/22 ,  A61P 7/06 ,  A61P 37/04 ,  A61P 43/00 107 ,  C07K 14/00 ,  C12N 5/06
FI (8件):
C12N 15/00 ZNA A ,  A61P 7/06 ,  A61P 37/04 ,  A61P 43/00 107 ,  C07K 14/00 ,  C12N 5/00 E ,  A61K 37/02 ,  A61K 37/24

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