特許
J-GLOBAL ID:200903042277253747
乳ガンの治療のためのリガンドアンタゴニスト
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-518446
公開番号(公開出願番号):特表平8-506591
出願日: 1994年02月09日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】成長ホルモンはそれらのレセプターと3元複合体を生成すること、即ち、ホルモンの部位1がまずレセプターの1分子と結合し、次ぎにホルモンの部位2が他のレセプター分子と結合して1:2複合体を生成することを見いだした。この現象は、類似の配座構造をもつ他のリガンドにも見られると考えられる。この現象に基づくアッセイは、リガンドアゴニスト及びアンタゴニストの同定に有用である。部位1と2は、3元複合体を生成するリガンドのアミノ酸配列変異型の形成を促進するため構造的に同定される。新規変異型の成長ホルモン、プロラクチン、胎盤ラクトゲン及びその他の関連したリガンドが提供される。3元複合体についてのこの研究の結果、これらのリガンドのレセプターに対する選択された抗体は、リガンドアゴニストまたはアンタゴニストとして作用する能力のあることが決定された。新規成長ホルモン及び抗成長ホルモンレセプター抗体としての新規用途が記載されている。乳ガン細胞の成長を阻害する方法もまた記載されている。
請求項(抜粋):
細胞を有効量の成長ホルモン類似体と接触させることから成るプロラクチンレセプターを発現する細胞の成長を阻害する方法(ここで、該類似体はプロラクチンレセプターと結合するアンタゴニストである)。
引用文献:
審査官引用 (3件)
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Science, 19920619, Vol.256, p.1677-1680
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Journal of Steroid Biochemistry and Molecular Biology, 1990, Vol.37, No.6, p.977-81
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Anticancer Research, 1989, Vol.9, No.3, p.631-636
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