特許
J-GLOBAL ID:200903042281799290

地下セグメンタルシエルの建造工法及び同構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-132134
公開番号(公開出願番号):特開平5-033357
出願日: 1991年05月09日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【構成】 予め構成したセラミック等から成るセグメント4,4...を組み合わせて、球状又はそれに近い形状の地下シェルを建造するに当り、建造予定シェルの平面形状に合わせて、総掘りする工程、シェルの上部の形状に残土3を残して土砂を掘削・除去する工程、上記残土にセグメント4,4...を並べる工程、並べたセグメント4,4...の内側の土砂を掘って各セグメントを牽引索等によって内側から牽引する工程等を有する地下セグメンタルシェルの建造工法及び上記構造。【効果】 セグメント4,4...を並べるための足場として残土3を利用するので、作業工程が大幅に省略される。また上記構造のシェルは高強度で、高い土圧に耐えられる。
請求項(抜粋):
予め構成したセラミック又はコンクリート製のセグメントを組み合わせて球状又はそれに近い形状の大深度セグメンタルシェルを建造する工事において、建造予定のシェルの平面形状に合わせて、該シェルの頂部予定の高さまで総掘りする第1工程と、次に該シェルの上部の形状に残土を残して周囲を掘削する第2工程と、該シェルの上部の形状に残された残土の周囲に多数の上記セグメントを並べる第3工程と、上記第3工程によって並べられたセグメントの内部を掘削して上記セグメントの内側から牽引索等によって牽引して固定する第4工程と、以下上記第2工程ないし第4工程を、上から下へと順次繰り返す第5工程によりシェルの上半部を建造し、次にその上記シェルの下部の土砂を、建造予定シェルの形状に残土を残して内側から掘削し、これによって生じたシェルの形状の残土の内側に上記第3工程と同様にセグメントを並べる第6工程と、上記第6工程によって並べられた多数の各セグメントの内側から牽引索等によって牽引して固定する第7工程と、以下上記第6工程ないし第7工程を中央部から下部へと順次繰り返す工程によりシェルの下半部を建造する第8工程によって該セグメンタルシェルの下半部を建造する工程との各工程からなることを特徴とする地下セグメンタルシェルの建造工法。

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