特許
J-GLOBAL ID:200903042289276882

鋼鋳片の連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小杉 佳男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-245178
公開番号(公開出願番号):特開2001-071102
出願日: 1999年08月31日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】【課題】本発明は、線棒鋼の素材とする鋳片を連続鋳造するに当たり、該鋳片の中心偏析や空隙を従来に比べて低減し、且つ圧延された鋼材に欠陥を生じさせない鋼鋳片の連続鋳造方法を提供することを目的としている。【解決手段】水冷鋳型から抜け出た同一鋼種で、且つ内部が不完全凝固状態の鋼鋳片を、二次冷却帯を通過させた後、一対のピンチロールで軽圧下を加えて冷却し、完全な凝固体とする鋼鋳片の連続鋳造方法において、前記不完全凝固状態の程度を固相率fsで評価すると共に、該固相率fsを鋼鋳片の二次冷却速度、移動速度の変更で調整して、該鋼鋳片が前記一対のピンチロールに到達した時の該固相率を下記範囲のいずれかに収め、該範囲に対応して予め定めた圧下率で軽圧下する。fs=0.55〜0.60、fs=0.60超え〜0.65、fs=0.65超え〜0.80
請求項(抜粋):
水冷鋳型から抜け出た同一鋼種で、且つ内部が不完全凝固状態の鋼鋳片を、二次冷却帯を通過させた後、一対のピンチロールで軽圧下を加えて冷却し、完全な凝固体とする鋼鋳片の連続鋳造方法において、前記不完全凝固状態の程度を固相率fsで評価すると共に、該固相率fsを鋼鋳片の二次冷却速度、移動速度の変更で調整して、該鋼鋳片が前記一対のピンチロールに到達した時の該固相率を下記範囲のいずれかに収め、該範囲に対応して予め定めた圧下率で軽圧下することを特徴とする鋼鋳片の連続鋳造方法。fs=0.55〜0.60fs=0.60超え〜0.65fs=0.65超え〜0.80
IPC (2件):
B22D 11/128 350 ,  B22D 11/20
FI (2件):
B22D 11/128 350 A ,  B22D 11/20 C
Fターム (1件):
4E004MC07

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