特許
J-GLOBAL ID:200903042289688854

ポリエチレン樹脂組成物及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-141318
公開番号(公開出願番号):特開2003-327757
出願日: 2002年05月16日
公開日(公表日): 2003年11月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 機械的性質及び成形加工性を兼ね備えたポリエチレン樹脂組成物を安価に供給できるようにする。さらに詳しくは、優れたESCR、衝撃強度、溶融張力を有する新規なポリエチレン樹脂組成物を提供することである。【解決手段】 共重合性が改良されたチーグラー・ナッタ触媒によるエチレン系重合体とラジカル発生剤を反応させる事によリ、成形加工性及び機械的性質に優れるポリエチレン系樹脂組成物を得る。
請求項(抜粋):
チーグラー・ナッタ触媒を用いて製造されるエチレンと炭素数3〜12のα-オレフィンからなるエチレン系重合体100重量部に対し、ラジカル発生剤0.001〜0.05重量部を添加してなるポリエチレン樹脂組成物であって、以下のa)〜d)を満足することを特徴とするポリエチレン樹脂組成物。a)190°C、2160gの荷重で測定したメルトフローレート(MFR)が0.1〜10g/10分であり、b)GPC(ゲルパーミエーション・クロマトグラフィー)により求められる重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が3〜20であり、c)GPCFTIR(ゲルパーミエーション・クロマトグラフィー・フーリエ変換型赤外分光計)で得られる1×104〜1×106の間に存在する分子量を少なくとも20点に分別し、分別した各分子量(X)の対数 Log(X)に対して得られたそれらの各成分に含まれる分岐数(Y)との一次回帰式 Y=a×Log(X)+bにおけるaの値が正であり、d)溶融張力(MS)が式(1) Log(MS)≧-0.907×Log(MFR)+0.52 (1)を満足する。
IPC (3件):
C08L 23/08 ,  C08K 5/14 ,  C08K 5/23
FI (3件):
C08L 23/08 ,  C08K 5/14 ,  C08K 5/23
Fターム (6件):
4J002BB021 ,  4J002BB051 ,  4J002EK016 ,  4J002EK036 ,  4J002EK056 ,  4J002EQ016
引用特許:
審査官引用 (5件)
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