特許
J-GLOBAL ID:200903042292875371

セグメントピース及び地中構造物の構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富澤 孝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-321076
公開番号(公開出願番号):特開平11-152985
出願日: 1997年11月21日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 地中構造物に要求される主鉄筋や帯鉄筋を沈設体に代用させることによって、その内部に鉄筋篭を吊込んだり、主鉄筋や帯鉄筋を配置することが不要なセグメントピース及び地中構造物の構築方法を提供すること。【解決手段】 鋼製のセグメントピース1は、互いを連結することにより、鋼-コンクリート複合の地中構造物の原型となる沈設体を構設する。沈設体の構設時においては、接面する互いの主桁12を、各鉄筋16の一端(図面の下側)の雄ねじに螺接した長ナット17と短ナット18で締結する。このとき、連通する互いの鉄筋孔14に挿通させた各鉄筋16を、長ナット17で接合し一本化することによって、地中構造物の主鉄筋を所定ピッチで形成する。また、平面的に一体となった主桁12を地中構造物の帯鉄筋とみなす。
請求項(抜粋):
スキンプレートの両端に形設された主桁を介して互いを連結することにより、鋼-コンクリート複合の地中構造物の原型となる沈設体を構設する鋼製のセグメントピースにおいて、両端に雄ねじを螺刻した鉄筋と、前記主桁に所定ピッチで対称的に設けられた鉄筋孔と、前記鉄筋の両端の雄ねじと螺接する長ナットと、前記鉄筋の一端の雄ねじと螺接する短ナットとを備え、前記沈設体の構設時に連通する互いの鉄筋孔に挿通させた各鉄筋を、前記長ナットで接合し一本化することによって、前記地中構造物の主鉄筋を前記所定ピッチで形成すると同時に、前記沈設体の構設時に接面する互いの主桁を、各鉄筋の一端の雄ねじに螺接した前記長ナットと前記短ナットで締結することによって、互いを連結することを特徴とするセグメントピース。
IPC (3件):
E21D 5/10 ,  E02D 23/00 ,  E21D 11/14
FI (3件):
E21D 5/10 ,  E02D 23/00 B ,  E21D 11/14

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