特許
J-GLOBAL ID:200903042293008922

蒸留水器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西島 綾雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-109790
公開番号(公開出願番号):特開2000-301135
出願日: 1999年04月16日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】【課題】 蒸留水生成の熱効率を向上させ、電気消費量の少ない経済的な蒸留水器を提供する。【解決手段】ボイラータンク16内に水道水を供給し、ボイラータンク16内で水道水を加熱沸騰させて水蒸気を生成し、この水蒸気をボイラータンク16の上部に連通する放熱管24,26に導き且つ通過させて冷却し蒸留水とする。放熱管24,26は螺旋状に形成され、上部の放熱管24を冷却タンク18に張り巡らせこの放熱管の熱で冷却タンク18内の水道水を加熱する。ボイラータンク16内の水道水の水位が蒸発により所定のレベルに低下すると電磁弁4を閉じたまま電磁弁6を開いて冷却タンク18内の加熱された温水をボイラータンク16内に流入させて蒸発分を補充する。冷却タンク18内の温水の水位が所定のレベルに低下すると電磁弁4を開いて水道水を流入させる。冷却タンク18はボイラータンク16で水蒸気の生成中、冷却タンク18内の水道水を加熱する。
請求項(抜粋):
機体にヒーターを備えたボイラータンクを設け、該ボイラータンク内に原液を供給し、ボイラータンク内で原液を加熱沸騰させて水蒸気を生成し、該水蒸気をボイラータンクの上部に連通する放熱管に導き且つ通過させて冷却し蒸留水とするようにした蒸留水器において、前記機体に冷却タンクを設け、前記放熱管を螺旋状に形成し、該螺旋状の放熱管を前記冷却タンクに張り巡らせて該冷却タンクの外に導くように成し、前記冷却タンクの上流側に原液供給路に連結する第1の電磁弁を設け、前記冷却タンクと前記ボイラータンクとを第2の電磁弁を介して連通し、前記ボイラータンク内の原液の水位が蒸発により所定のレベルに低下すると前記第1の電磁弁を閉じたまま前記第2の電磁弁を開いて冷却タンク内の加熱された原液を前記ボイラータンク内に流入させて蒸発分を補充し、前記冷却タンク内の原液の水位が低下すると前記第1の電磁弁を開いて前記冷却タンク内が少なくとも前記ボイラータンクに供給される補充のための原液の量よりも多くの原液で満たされるまで原液を流入させ、前記ボイラータンクで水蒸気の生成中、前記冷却タンク内の原液を前記水蒸気の熱で加熱するようにしたことを特徴とする蒸留水器。
Fターム (2件):
4D034CA12 ,  4D034CA15

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