特許
J-GLOBAL ID:200903042294961631
特別管理産業廃棄物,廃石綿等の処理工法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-219344
公開番号(公開出願番号):特開平10-337547
出願日: 1994年08月11日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【目 的】 特別管理産業廃棄物・廃石綿等の処理工程上、一貫性を確立することで、環境汚染防止と、これら作業合理化によるコスト軽減を図る。【構 成】 特別管理産業廃棄物の取扱い工場での作業工程から排出される廃石綿等を飛散防止処理をして、また建築物や車両の解体・改修工事に伴う石綿除去工事によって発生する廃石綿(吹付アスベスト)等を現場からプラスチック袋で二重に梱包して、廃棄物専用車両に積載し、中間処理場まで搬送する。中間処理場では着荷した廃石綿等を溶融炉(電気抵抗式溶融炉)内で1500°C以上の炉温で溶融固化して、完全無害化する。こうして完全無害化された固化物は隣接する安定型の最終処分場に埋立てる。このように作業合理化に一貫性をもたせることで、充分なコスト軽減をも達成することが出来る。
請求項(抜粋):
(1)廃石綿等排出工場から排出される廃石綿等を飛散防止処置をして、また、建築物解体・改修工事現場からの排出物は直接二重のプラスチック袋に詰めて、中間処理場へ搬送する。(2)中間処理場では溶融施設内の溶融炉・内へ搬送して来た排出物を袋ごと直接投入し、1500°C以上の炉温で溶融固化する。固化された廃石綿の「スラグ」及び「カレル状」内にはアスベスト繊維は溶融され皆無となり無害化される。(3)溶融固化後、無害化されたスラグ等は特別管理産業廃棄物の範囲から離れ「ガラスくず及び陶磁器くず」に該当する物質となるために安定型最終処分場に埋立てることが出来る。*)電気抵抗式溶融炉(住友金属工業株式会社製作)
IPC (3件):
B09B 3/00
, B09B 3/00 ZAB
, A62D 3/00 ZAB
FI (3件):
B09B 3/00 303 A
, A62D 3/00 ZAB
, B09B 3/00 ZAB
引用特許:
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