特許
J-GLOBAL ID:200903042295733047

自動車用座席のシートロック解除装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-055758
公開番号(公開出願番号):特開平10-250438
出願日: 1997年03月11日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】運転席のみならず助手席等にも適用でき、車両の前面衝突時に確実に座席を後退でき、座席の着席者の脱出性を向上できる。【解決手段】フロア11a上のロアレール16aに対向するようにシートクッション13aに固定されたアッパレール17aをロアレールに前後方向に移動可能に取付け、アッパレールに設けられた第1被係止部に係止可能な第1係止具31をロアレールに設ける。タングプレート46aが遊嵌され運転者15を拘束可能なウェビング46を座席13の一側方の車体に取付け、基端が座席の他側方の車体に取付ピン47aを介して枢着されたプレート係止具48の先端にタングプレートが係止可能なバックル48aを設ける。プレート係止具と第1係止具とをケーブル49にて連結し、プレート係止具の基端側の長孔を取付ピンに遊嵌し、取付ピンを長孔の先端側に保持する突起48cを長孔の先端近傍に突設する。
請求項(抜粋):
フロア(11a)上に自動車(10)の進行方向に延びて配設された一対のロアレール(16a,16b)と、前記一対のロアレール(16a,16b)にそれぞれ対向するように座席(13)のシートクッション(13a)に固定され前記一対のロアレール(16a,16b)に前後方向に移動可能にそれぞれ取付けられた一対のアッパレール(17a,17b)と、前記アッパレール(17a,17b)又は前記ロアレール(16a,16b)に設けられた第1被係止部(21)と、前記ロアレール(16a,16b)又は前記アッパレール(17a,17b)に設けられ前記第1被係止部(21)に離脱可能に係止する第1係止具(31)と、前記座席(13)の一側方の車体又は前記座席(13)の一側面に取付けられタングプレート(46a)が遊嵌され前記座席(13)への着席者(15)を拘束可能なウェビング(46)と、基端が前記座席(13)の他側方の車体又は前記座席(13)の他側面に取付ピン(47a)を介して枢着され先端に前記タングプレート(46a)が離脱可能に係止するバックル(48a)が設けられたプレート係止具(48)と、前記プレート係止具(48)と前記第1係止具(31)とを連結するケーブル(49)とを備えた自動車用座席のシートロック解除装置であって、前記プレート係止具(48)が前記プレート係止具(48)の基端側に前記プレート係止具(48)の長手方向に延びて形成され前記取付ピン(47a)に遊嵌可能な長孔(48b)と、前記長孔(48b)の先端近傍に突設され前記取付ピン(47a)を前記長孔(48b)の先端側に保持する突起(48c)とを有し、前記タングプレート(46a)が前記バックル(48a)に係止した状態で前記ウェビング(46)により拘束された前記着席者(15)に前向きの所定値以上の荷重が作用したときに、前記突起(48c)が前記取付ピン(47a)を乗越えて前記プレート係止具(48)が前記ウェビング(46)を緩める方向に移動することにより、前記第1係止具(31)が前記ケーブル(49)を介して前記第1被係止部(21)から離脱するように構成されたことを特徴とする自動車用座席のシートロック解除装置。
IPC (2件):
B60N 2/42 ,  B60N 2/08
FI (2件):
B60N 2/42 ,  B60N 2/08

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