特許
J-GLOBAL ID:200903042298715090

電動機のロータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-111972
公開番号(公開出願番号):特開2003-309941
出願日: 2002年04月15日
公開日(公表日): 2003年10月31日
要約:
【要約】【課題】 ロータ外周の強い磁束分布を効率良くかつ容易に形成する。【解決手段】 リング磁石2の厚さは約2mm、シャフト1の直径は約50mmである。エポキシ系の接着剤3は15μm程度の厚さ(従来の1/6以下の薄さ)でこの両者を互いに接着しており、よってこの接着部の磁気抵抗も従来の1/6以下である。N極着磁部とS極着磁部の各中間点にスリット4が設けられており、このスリット4の形状は略V字型である。この形状により、効果的にV字の先端部の真下に応力を集中させることができる。リング磁石の外周の磁束密度が略0の点では、例えひび割れが生じても、磁束漏れが殆ど発生せず、磁束分布に対する影響も殆ど生じないため、この磁束密度が略0である部位にスリットを設ければ、ひび割れが生じ得る部位をこのスリットの位置に限定でき、ひび割れが生じた場合でも、出力トルクの低下やコギングトルクの増加などが生じない。
請求項(抜粋):
回転軸に垂直な断面での断面形状の外周一周にわたり永久磁石のN極とS極の組がn周期(nは任意の自然数)着磁された中空円筒形状のリング磁石が、シャフトの回りに接着物で接着されているロータにおいて、前記リング磁石の外周の磁束密度が略0である点に凹部を設けることにより、前記リング磁石の円筒外面の側壁に前記ロータの回転軸と略平行なスリットが少なくとも1本以上形成されていることを特徴とする電動機のロータ。
IPC (2件):
H02K 1/27 501 ,  H02K 1/27
FI (2件):
H02K 1/27 501 G ,  H02K 1/27 501 A
Fターム (12件):
5H622AA02 ,  5H622AA03 ,  5H622CA01 ,  5H622CA05 ,  5H622CA10 ,  5H622CA14 ,  5H622CB04 ,  5H622CB05 ,  5H622PP18 ,  5H622PP19 ,  5H622QA08 ,  5H622QB03
引用特許:
審査官引用 (6件)
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