特許
J-GLOBAL ID:200903042304896230

パルスアーク溶接電源装置の出力制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-296346
公開番号(公開出願番号):特開2003-103367
出願日: 2001年09月27日
公開日(公表日): 2003年04月08日
要約:
【要約】【課題】 パルスアーク溶接電源装置において、溶接性能を向上させるために適正値の傾きKs[V/A]を有する外部特性を形成する出力制御方法を提供する。【解決手段】 本発明は、外部特性の傾きKs及び溶接電流設定値Is及び溶接電圧設定値Vsを予め設定し、溶接中の第n回目のパルス周期Tpb(n)中の1周期の間の溶接電流平均値Iw(n)と1周期の間の溶接電圧平均値Vw(n)とがVw(n)=Ks・(Is-Iw(n))+Vsの関係を維持するように溶接電源装置の出力を制御することによって、適正値の傾きKsを有する外部特性を形成して溶接を行うパルスアーク溶接電源装置の出力制御方法である。
請求項(抜粋):
予め定めたベース期間Tb中は溶滴移行をさせない値に予め定めたベース電流Ibを通電し、続けてピーク期間中は溶滴移行をさせる値に予め定めたピーク電流Ipを通電し、これら1周期の通電をパルス周期として繰り返し通電して溶接する消耗電極パルスアーク溶接に使用する溶接電源装置の出力制御方法において、溶接電源装置の外部特性の傾きKs及び溶接電流設定値Is及び溶接電圧設定値Vsを予め設定し、前記設定値によって第1の変数A=Ks・(Ip-Is)及び第2の変数B=Ks・(Ip-Ib)・Tbを演算した後に、溶接中の溶接電圧瞬時値Voを検出して第n回目のパルス周期の開始時点からの傾き形成電圧誤差積分値Sva=∫(A+Vs-Vo)・dtを演算し、前記第n回目のベース期間に続く第n回目のピーク期間中の前記傾き形成電圧誤差積分値Svaが前記第2の変数Bの値以下になった時点で前記第n回目のパルス周期を終了し、続けて第n+1回目のパルス周期を開始して前記動作を繰り返し行うことによって前記傾きKsを有する外部特性を形成して溶接を行うパルスアーク溶接電源装置の出力制御方法。
IPC (2件):
B23K 9/073 560 ,  H02M 9/00
FI (2件):
B23K 9/073 560 ,  H02M 9/00 B
Fターム (9件):
4E082AA01 ,  4E082BB00 ,  4E082DA01 ,  4E082EC03 ,  4E082EE05 ,  4E082EF02 ,  5H790BA03 ,  5H790EB02 ,  5H790EB04

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