特許
J-GLOBAL ID:200903042314949498

床面および壁面断熱工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 滿茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-300987
公開番号(公開出願番号):特開平10-131324
出願日: 1996年10月25日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 木材フレームと断熱材を一体化したパネル材を使用する床面及び壁面の断熱工法において施工の自由度を増す。仕上材の種類によらず段差のない床面を形成する。壁面の気密性を損なうことなく所望の位置に開口部を設ける。【解決手段】 一の床パネル上に張設する仕上材の肉厚t1が他の床パネル上に張設する仕上材の肉厚t2より大きい場合に、一のパネルの下面縁部を切り欠いて仕上材の肉厚差分だけ当該パネルを下方に位置せしめ、パネル縁部をパネル受材20により支持する。壁パネルは断熱層周囲に枠材を有さない。壁パネルの屋外側板材は断熱層から周囲に張り出して壁組に当接する係止部を有し、該係止部の内面に第一の気密材を備え、断熱層の周面全周に亙って第二の気密材を有する。係止部を所定幅残しつつ、開口部の配設位置に合わせて壁パネルを切断する。第一及び第二気密材を補填した後、壁組内にパネルを設置し、パネルの屋内側縁部に気密テープを貼る。
請求項(抜粋):
断熱材を一体に備えた床パネルを床組上に敷き並べ、パネル縁部を床組材上に載置し支持することにより床面を構築する断熱工法において、前記床パネルとして、所定間隔をおいて配した板材とその周縁部に配した枠材とにより形成したフレーム内に発泡性樹脂材料を注入して断熱層を形成してなる断熱パネルを使用するとともに、一のパネル上に張設する仕上げ材の肉厚寸法が他のパネル上に張設する仕上げ材の肉厚寸法より大きい場合に、当該一のパネルの下面縁部を切り欠いて仕上げ材の肉厚寸法差分だけ当該一のパネルを下方に位置せしめ、該一のパネル縁部を、床組材側面に設置したパネル受材により支持することを特徴とする床面断熱工法。
FI (2件):
E04B 1/76 D ,  E04B 1/76 F

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