特許
J-GLOBAL ID:200903042321411193

タービンポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-140222
公開番号(公開出願番号):特開平8-334097
出願日: 1995年06月07日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成、かつ低コストで、側流式タービンポンプのポンプ効率を向上させること。【構成】 インペラ21’の表裏面に複数の凹部25A,25Bを設けるようにすると共に、燃料通路24Aと燃料通路24Bとの間の燃料の流通を確保するための窓22’を、回転軸5Aの径方向に細長く(縦長に)開口させるようにする。これにより、燃料通路24Aと燃料通路24Bとの間の燃料の流通を確保しつつ、インペラ21’を挟んで対向して旋回する燃料の旋回流が、凹部25A,25B内において回転方向広範囲に亘って干渉し合うことが抑制されるので、燃料の澱みの発生を大幅に低減でき、以ってポンプ効率を更に高めることができる。
請求項(抜粋):
回転軸を中心とする少なくとも1の同一円周上に複数の凹部を外周端壁を残して表裏面に形成すると共に、前記表裏面の対応する凹部同士を貫通し表裏面を貫通させる複数の連通口を形成してなるインペラと、当該インペラを回転軸を介して回転駆動する駆動装置と、前記インペラの周囲を所定間隙をもって包囲するハウジングと、前記同一円周上に並んでインペラの表裏面を貫通して形成された複数の窓に対向し、前記ハウジングにインペラを挟んで両側に凹設される複数の流体通路と、前記複数の流体通路の何れかに連通され流体を吸い込む吸込口と、前記複数の流体通路の何れかに連通して、前記インペラの回転により圧送される流体を吐出する吐出口と、を含んで構成し、複数の流体通路間における流体の流通を、前記複数の連通口を介して行わせるようにしたタービンポンプにおいて、前記複数の連通口を、回転軸の軸と略直角な方向の断面形状が、回転軸の径方向に細長い形状となるように形成したことを特徴とするタービンポンプ。

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