特許
J-GLOBAL ID:200903042327144642

多重伝送方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-313221
公開番号(公開出願番号):特開平8-172411
出願日: 1994年12月16日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 伝送歪みを低減し、端末間における伝送品質を向上させることができる多重伝送方法およびその装置を提供する。【構成】 送信装置では、選択回路6により、多重化信号dに対してフレームビットを挿入し、フレームビットの直前で低速信号b1 の変化点が検出された場合には、選択回路15により、多重化信号e上のフレームビットの直後に固定パターン発生回路14からの固定パターンを挿入する。受信装置では、選択回路23により、低速信号b1'上のフレームビットをその直前ビットで置換し、固定パターンが検出された場合には、選択回路25により、そのフレームビットを所定極性のビットで置換するとともに、固定パターンをそのフレームビットの直前ビットとは逆極性のビットで置換して、元の低速信号b1 を復元する。
請求項(抜粋):
サンプリング入力された複数の低速信号をフレーム内に順次多重化するとともに、フレームの所定位置に同期パターンとしてフレームビットを上書き挿入して送信し、受信した多重化信号からフレームビットを抽出し、そのフレームビットからなる同期パターンに基づいてフレーム内に多重化されている複数の低速信号を分離出力する多重伝送方法において、送信側では、フレーム内であってフレームビットが挿入される位置に多重化される低速信号の極性変化点とフレームビットとが所定の時間的位置関係になった場合に、前記フレームビットの直後に所定の固定パターンを上書き挿入した多重化信号を送信し、受信側では、受信した多重化信号上のフレームビットをその直前ビットで置換し、前記多重化信号から固定パターンが検出された場合には、その検出直前のフレームビットを所定極性のビットで置換するとともに、前記固定パターンを前記フレームビットの直前ビットとは逆極性のビットで置換するようにしたことを特徴とする多重伝送方法。

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