特許
J-GLOBAL ID:200903042328835185

遅延ロックループ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-137759
公開番号(公開出願番号):特開平5-308345
出願日: 1992年04月30日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 本発明はドップラ効果等により受信信号の搬送周波数が変動しても、周波数の利用効率を疎外することなく送信側と受信側との疑似雑音の同期状態を保持することが可能な遅延ロックループ装置を提供することにある。【構成】 スペクトラム拡散信号を逆拡散する際に使用する疑似雑音よりも位相が進んだ疑似雑音と位相が遅れた疑似雑音とで夫々前記スペクトラム拡散信号を逆拡散した両信号のスペクトル成分をその周波数帯域を広くすることが可能なDFT38及び47で求めると共に、夫々の最大値の差分値に比例して疑似雑音のシフトクロック周波数をVCXO33で制御したので、ドップラ効果等の影響を受けて受信周波数等が変化してもS/Nを悪化させることなく送信側と受信側との疑似雑音の同期保持を正確に行なう。
請求項(抜粋):
スペクトラム拡散通信を行なう際に、その受信側の疑似雑音よりも位相が進んだ疑似雑音で受信信号を逆拡散した第1の信号と、受信側の疑似雑音よりも位相が遅れた疑似雑音で受信信号を逆拡散した第2の信号とに基づく差分信号に比例して受信側の疑似雑音のシフトクロック周波数を制御し、受信側とその送信側との疑似雑音の同期状態を保持させる手段に於いて、前記第1の信号のスペクトル成分の最大値と、前記第2の信号のスペクトル成分の最大値との差分値に比例して前記受信側の疑似雑音のシフトクロック周波数を制御して受信側と送信側との疑似雑音の同期状態を保持させるようにしたことを特徴とする遅延ロックループ装置。
IPC (3件):
H04J 13/00 ,  H03L 7/06 ,  H04L 7/00

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