特許
J-GLOBAL ID:200903042334830667

ダイカスト鋳造機の給湯方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明田 莞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-309348
公開番号(公開出願番号):特開平7-155927
出願日: 1993年12月09日
公開日(公表日): 1995年06月20日
要約:
【要約】【目的】 出湯室内の圧力を高めて溶湯をプランジャスリーブ内に給湯すると共に、プランジャチップにて金型キャビティに圧入させて鋳造するダイカス鋳造機について、給湯開始時にプランジャスリーブ内に流入する溶湯先端が乱流状態になって気体が巻き込まれることを防止できる給湯方法を得る。【構成】 プランジャスリーブ(4) への給湯過程において、圧力センサ(14)で計測した圧力値に基づく送気管(8) の流量制御弁(13)の開度変更により、出湯室圧力(P) の上昇率を変化させて、給湯初期段階ににおけるプランジャスリーブ(4)への給湯流速(V) を低め、続いて給湯流速(V) を高める。【効果】 初期給湯流速を低くめることで溶湯先端に乱流が生じることを抑制でき、また溶湯面が安定した後に給湯流速を高めることで、気体の巻き込みを防ぐ一方で、給湯所要時間を短縮することができる。
請求項(抜粋):
対の金型間のキャビティに連通し、その金型キャビティに溶湯を圧入するためのプランジヤチップを有するプランジャスリーブと、溶湯を圧送するための加圧ガス導入手段を有し、給湯管を介してプランジャスリーブに設けられた給湯口に接続された出湯室とを備え、出湯室内の圧力を高めて溶湯をプランジャスリーブ内に給湯すると共に、プランジヤチップにて金型キャビティに圧入させて鋳造するダイカスト鋳造機において、前記プランジャスリーブ内への給湯時に、加圧ガス導入手段からの加圧ガス流量を制御して出湯室圧力を変化させて、プランジャスリーブへの給湯流速を、給湯初期では低くし、続いて高めて給湯することを特徴とするダイカスト鋳造機の給湯方法。
IPC (2件):
B22D 17/32 ,  B22D 17/12

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