特許
J-GLOBAL ID:200903042344300631

角速度センサーの出力調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-286050
公開番号(公開出願番号):特開平8-122081
出願日: 1994年10月25日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】角速度センサーのオフセットノイズを小さくすること。【構成】角柱音叉式振動子10は、角形形状の断面を有する音片11、12を平行に配置し、その側面部11a、12aには音片11、12を一定方向、一定周期にて振動させる駆動用素子21、24が固着され、同じく側面部11a、12aに音片11、12の振動状態を参照するための参照用素子22、25が固着されている。音片11、12の振動中にその振動方向に対して直角方向の軸回りに角速度が働いたときに発生するコリオリ力を検知するための検知用素子23、26はその幅を音片上面部11b、12bの幅より大きくして、角柱音叉式振動子10の内側方向Iにはみ出させて音片11、12の上面部11b、12bに固着される。
請求項(抜粋):
角柱音片が2個平行に配置され、一定方向に一定周期にて振動する振動子と、前記振動子の角柱音片を一定方向に一定周期にて振動させる板状の駆動用圧電素子と、前記振動子の振動方向と直交する方向の角柱音片上に固着され、前記振動子に角速度が働いたときに発生するコリオリ力を検出する板状の検知用圧電素子とを少なくとも備えた角速度を検出する角速度センサーにおいて、前記検知用圧電素子は互いに逆の極性に配置されるとともに、前記検知用圧電素子の幅は、前記検知用圧電素子が固着される前記振動子の角柱音片の幅より大きく、前記検知用圧電素子の片側を前記角柱音片上の外側エッジまたは内側エッジに寄せて固着されるとともに、前記角柱音片に対して前記検知用圧電素子のはみ出た側が除去されることによって、前記検知用圧電素子から発生する出力電圧が調整されたことを特徴とする角速度センサーの出力調整方法。
IPC (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04

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