特許
J-GLOBAL ID:200903042345525793

二重系移動体制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 美次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-029751
公開番号(公開出願番号):特開平6-219280
出願日: 1993年01月26日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 主系制御装置に異常が発生した場合に、制御の連続性を維持しつつ速やかに従系制御装置に切り替え得る二重系移動体制御装置を提供する。【構成】 主系制御装置1は、主系選択信号S1があるときは、動作状態の良否判断を行ない第1の判定信号S4として出力する。従系制御装置2は、従系選択信号S6がないときは、先入先出回路22が主系制御装置1と入出力装置3との間で行なわれる入力信号S2及び出力信号S3の授受を先入先出により記憶し、第2の処理回路21がその信号を処理をして動作状態の良否判断を行ない第2の判定信号S5を出力する。入出力装置3は、制御入力I1に基づき入力信号S2を発生し、出力信号S3に応じて制御出力O1を出力する。主従切替装置4は、第1の判定信号S4が異常、かつ、第2の判定信号S5が正常であるときに従系選択信号S6を従系制御装置2に供給する。
請求項(抜粋):
主系制御装置と、従系制御装置と、入出力装置と、主従切替装置とを含み、移動体制御を行なう二重系移動体制御装置であって、前記主系制御装置は、第1の処理回路を有し、主系選択信号が入力されているときに、前記第1の処理回路が前記入出力装置から入力信号を得て信号処理し、結果を出力信号として前記入出力装置に供給するとともに、動作状態の良否判断を行ない第1の判定信号として出力するものであり、前記従系制御装置は、第2の処理回路と、先入先出回路とを有し、従系選択信号が入力されているときは、前記第2の処理回路が前記入出力装置から入力信号を得て信号処理し、結果を出力信号として前記入出力装置に供給するとともに、動作状態の良否判断を行ない第2の判定信号として出力し、前記従系選択信号が入力されていないときは、前記先入先出回路が前記主系制御装置と前記入出力装置との間で行なわれる前記入力信号及び前記出力信号の授受を先入先出により記憶し、前記第2の処理回路に出力し、前記第2の処理回路がその信号を処理をして動作状態の良否判断を行ない前記第2の判定信号を出力するものであり、前記入出力装置は、前記移動体の制御対象からの制御入力に基づき前記入力信号を発生し、前記出力信号に応じて前記制御対象に制御出力を出力するものであり、前記主従切替装置は、前記第1の判定信号及び第2の判定信号が入力され、前記第1の判定信号が正常であるときに前記主系選択信号を前記主系制御装置に供給し、前記第1の判定信号が異常であり、かつ、前記第2の判定信号が正常であるときに前記従系選択信号を前記従系制御装置に供給するものである二重系移動体制御装置。
IPC (2件):
B61L 19/06 ,  B61L 3/08

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