特許
J-GLOBAL ID:200903042355390454

脱油式切粉クリーナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 盛之助 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-020167
公開番号(公開出願番号):特開2000-218464
出願日: 1999年01月28日
公開日(公表日): 2000年08月08日
要約:
【要約】【課 題】 工作機械から切粉を吸引除去するとき、油と切粉を、自動的かつ強制的に分離し、しかも、夫々を専用の容器等に自動的に振り分けて収容するようにした、移動型の脱油式切粉クリーナを提供すること。【解決手段】 台車1と、この台車1に搭載されて外部から吸引力が作用させられ、かつ、切粉吸引パイプ7が接続された開閉自在の蓋5aを有する密閉容器5であって、内部に切粉収容容器11の支持部10を回転自在に具備すると共にこの密閉容器5内に流出される切削油の排出部19を具備した密閉容器5と、該密閉容器5に出入自在に収容されて前記支持部10に保持されると共に前記切粉吸引パイプ7が通気口13aを残して結合される閉じられた容器であって、内部に油切り壁15を具備した切削油を含む切粉の収容容器11とを具備して成り、前記切粉収容容器11に、回転を与えつつ吸引した切粉を吸引パイプ7から供給することにより、切粉をこの収容容器11に残すと共にその切粉に含まれた油を遠心力により密閉容器5の油溜め側へ排出するようにした。
請求項(抜粋):
台車と、この台車に搭載されて外部から吸引力が作用させられ、かつ、切粉吸引パイプが接続された開閉自在の蓋を有する密閉容器であって、内部に切粉収容容器の支持部を回転自在に具備すると共にこの密閉容器内に流出される切削油の排出部を具備した密閉容器と、該密閉容器に出入自在に収容されて前記支持部に保持されると共に前記切粉吸引パイプが通気口を残して結合される閉じられた容器であって、内部に油切り壁を具備した切削油を含む切粉の収容容器とを具備して成り、前記切粉収容容器に、回転を与え吸引した切粉を吸引パイプから供給することにより、切粉をこの収容容器に残すと共にその切粉に含まれた油を遠心力により密閉容器の油溜め側へ排出するようにしたことを特徴とする脱油式切粉クリーナ。台車の上に、真空ブロアー等による吸引手段と、該吸引手段の吸引側が接続され、かつ、開閉自在の蓋を有する密閉容器とを設けると共に、前記蓋にホースを介して前記吸引手段に接続された吸引ノズルを接続する一方、前記密閉容器の内部に、周壁内面に油切り用のフィルタ材を具備し、かつ、周壁上部に油流出口を形成した容器であって、該容器の開口部には、前記ホースの端末を回転自在に支持した通気口を有する押え蓋が脱着自在に施着されていると共に、当該容器の支持台と一体の回転軸が前記密閉容器に気密に支持され外部動力によって回転されるようにした切粉収容容器を、前記支持台に支持させて密閉容器に出入自在に配備して成り、前記切粉収容容器を回転させつつ前記吸引手段に吸引動作をさせることにより、前記ノズルから切削油を含んだ切粉をその収容容器内に吸引すると共に、当該容器の回転によって切粉に含まれた油分をその容器内で遠心分離し油流出口からこの容器外に流出させ、切粉はこの容器内に残して回収し、切粉から分離されて容器外に流出した油は、前記密閉容器内か、又は、この密閉容器の外部に導出して別の容器に回収するようにしたことを特徴とする脱油式切粉クリーナ。
IPC (2件):
B23Q 11/00 ,  B04B 3/00
FI (2件):
B23Q 11/00 U ,  B04B 3/00 D
Fターム (12件):
3C011BB32 ,  4D057AA09 ,  4D057AB01 ,  4D057AC01 ,  4D057AC02 ,  4D057AC05 ,  4D057AD01 ,  4D057AE02 ,  4D057AF01 ,  4D057AF05 ,  4D057BA17 ,  4D057BC11
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特表平5-501517
  • 特表平5-501517
  • 特表平5-501517

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