特許
J-GLOBAL ID:200903042355612899

パワーウインドウ駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-188412
公開番号(公開出願番号):特開平6-033666
出願日: 1992年07月15日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 ノイズによる異常電流か異物の挟み込みによる異常電流かを応答性よく正確に判断し、モータの不必要な動作を防止するパワーウインドウ駆動制御装置を得る。【構成】 しきい値と比較される微分波形は、電圧変動等のノイズも含まれている。このノイズを異物等の挟み込みによるものとして判断すると、モータの駆動が停止又は反転するということが起こり得る。このため、一定時間前の駆動電流の微分値IB ' を記憶しておき、今回取り込まれる駆動電流の微分値IN ' との差ΔI’を比較する。すなわち、異物の挟み込みによる異常電流は、徐々に電流が増加していくため、前記差ΔI’が小さい((B)参照)。これに対してノイズは急激に電流が増加するため、前記差ΔI’が大きい((A)参照)。従って、この差ΔI’を予めRAM90に記憶された一定値IC ' と比較することによって、ノイズか異物挟み込みかを容易に判別することができる。
請求項(抜粋):
車両のドアガラスをモータの駆動力によって上下移動させるパワーウインドウ駆動制御装置であって、前記モータの駆動によるドアガラス上昇時の電流を検出するモータ駆動電流検出手段と、このモータ駆動電流検出手段で検出された電流値の変化量を演算する電流変化量演算手段と、前記電流変化量が所定値を超えかつ一定時間前の電流変化量との差が一定値以下の場合に前記モータの駆動を停止又は反転させる駆動制御手段と、を有するパワーウインドウ駆動制御装置。
IPC (5件):
E05F 15/16 ,  B60J 1/00 ,  B60J 1/17 ,  H02P 3/06 ,  H02P 3/12

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