特許
J-GLOBAL ID:200903042356833813

脱硝処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内田 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-119491
公開番号(公開出願番号):特開平6-327943
出願日: 1993年05月21日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】 新規な脱硝処理方法の提供【構成】 排ガス流入側に脱硝触媒層を設置し、排ガス出口側にはアンモニア分解触媒層を有する脱硝反応器を設置し、前段において窒素酸化物に対し反応等量以上のアンモニアを添加して窒素酸化物を分解させ、後段において過剰のアンモニアを分解させる排ガスの脱硝処理方法であって、前記アンモニア分解触媒が、脱水された状態で(1.0±0.6)R2 O・〔aM2 O3 ・bAl2 O3 〕・cMeO・ySiO2 の化学組成を有し、かつ特定のX線回折パターンを有する結晶性シリケートに銅、コバルト等の金属類を含有させてなる触媒である排ガスの脱硝処理方法。【効果】 未反応のNH3 を大気中に放出することなく、NOxを高効率で分解除去することができる。
請求項(抜粋):
窒素酸化物含有排ガスを、脱硝触媒を充填した脱硝反応器に導きアンモニアの存在下に脱硝触媒と接触させて窒素酸化物を除去する方法において、排ガス流入側に脱硝触媒層を設置し、排ガス出口側にはアンモニア分解触媒層を有する脱硝反応器を設置し、前段において窒素酸化物に対し反応等量以上のアンモニアを添加して窒素酸化物を分解させ、後段において過剰のアンモニアを分解させる排ガスの脱硝処理方法であって、前記アンモニア分解触媒が、脱水された状態で(1.0±0.6)R2 O・〔aM2 O3 ・bAl2 O3 〕・cMeO・ySiO2 (式中、R:アルカリ金属イオン及び/又は水素イオン、M:周期率表のVIII族元素、希土類元素、チタン、バナジウム、クロム、ニオブ、アンチモン及びガリウムからなる群から選ばれる1種以上の元素、Me:アルカリ土類元素、a+b=1.0,a≧0,b≧0,c≧0,y/c>12,y>12)の化学組成を有し、かつ発明の詳細な説明の項に記載の表1に示されるX線回折パターンを有する結晶性シリケートに銅、コバルト、ニッケル、鉄、亜鉛、マンガン、クロム、アルカリ土類元素及び希土類元素のうち少なくとも1種以上を含有させてなる触媒である排ガスの脱硝処理方法。
IPC (3件):
B01D 53/36 102 ,  B01D 53/36 ZAB ,  B01J 29/28 ZAB

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