特許
J-GLOBAL ID:200903042361281900

コア・シェル重合体及びそれより得られるプラスチゾル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-036431
公開番号(公開出願番号):特開平6-025365
出願日: 1993年02月25日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】?@常温における作業に適する流動性、?A長期保存中の経時的な粘度上昇及びゲル化を起こさないすぐれた貯蔵安定性、?B加熱処理後に常温に冷却した際に、ゲル化物の表面に可塑剤が滲出することのないような可塑剤に対する良好な相溶性を兼備し、更には、?C強靱なゲル化物を与えるプラスチゾルを提供することにある。【構成】本発明によるプラスチゾルは、(a) 芳香族ビニルモノマーを主成分とする重合体からなるコア層と、第1のモノマーとしてのメチルメタクリレート50〜95重量%、第2のモノマーとしての不飽和カルボン酸及び不飽和アルコールより選ばれる少なくとも1種5〜50重量%、及び第3のモノマーとして、これらと共重合可能なモノマー0〜30重量%を含むモノマー混合物を重合させてなる重合体からなるシェル層とを有し、このシェル層が5〜80重量%の範囲にあり、重量平均粒子径が0.1〜20μmの範囲にあるコア・シェル重合体を、(b) 分子中に2つ以上の独立した芳香環を有する可塑剤に分散させてなることを特徴とする。
請求項(抜粋):
芳香族ビニルモノマーを主成分とする重合体からなるコア層と、第1のモノマーとしてのメチルメタクリレート50〜95重量%、第2のモノマーとしてのα,β-エチレン性不飽和カルボン酸及びα,β-エチレン性不飽和カルボン酸ヒドロキシアルキルエステルから選ばれる少なくとも1種5〜50重量%、及び第3のモノマーとして、これらと共重合可能なモノマー0〜30重量%を含むモノマー混合物を重合させてなる重合体からなるシェル層とを有し、このシェル層が5〜80重量%の範囲にあり、重量平均粒子径が0.1〜20μmの範囲にあることを特徴とするコア・シェル重合体。
IPC (2件):
C08F257/02 MQH ,  C08L 51/00 LKN

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