特許
J-GLOBAL ID:200903042367791330
ポリエチレン微多孔膜の製造方法並びにその微多孔膜及び用途
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高石 橘馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-163243
公開番号(公開出願番号):特開2005-343958
出願日: 2004年06月01日
公開日(公表日): 2005年12月15日
要約:
【課題】 耐溶融収縮性及び突刺強度の両方の特性に優れたポリエチレン微多孔膜を、安定的かつ効率的に製造できる方法、並びにその製造方法により得られる微多孔膜及び用途を提供する。【解決手段】 質量平均分子量により分類される少なくとも一種のポリエチレン成分からなるポリエチレン樹脂と溶剤とを溶融混練し、得られたポリエチレン樹脂溶液をダイより押出し、冷却することによりゲル状成形物を形成した後、二軸延伸し、かつ上記溶剤を除去し、しかる後さらに一軸延伸するポリエチレン微多孔膜の製造方法であって、(a) 上記ポリエチレン樹脂溶液中に含まれるポリエチレン成分の分子を球状と見なし、ポリエチレン樹脂及び溶剤の合計100質量部当りにおいて算出される分子充填密度ρが所定値以上となるように、上記ポリエチレン樹脂溶液を調製するとともに、(b) 上記ゲル状成形物を二軸延伸する際に、二軸延伸の温度を117°C以下とし、二軸延伸の総面積倍率を16倍以上とし、かつ(c) 上記一軸延伸の総倍率を1.1〜3.0倍とする方法。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
質量平均分子量により分類される少なくとも一種のポリエチレン成分からなるポリエチレン樹脂と溶剤とを溶融混練し、得られたポリエチレン樹脂溶液をダイより押出し、冷却することによりゲル状成形物を形成した後、二軸延伸し、かつ前記溶剤を除去し、しかる後さらに一軸延伸するポリエチレン微多孔膜の製造方法であって、下記式(1):
V = Σ[(4/3)πri3 × (Ci/Mwi) × (6.02×1023)] ・・・(1)
[但しMwiは前記ポリエチレン樹脂に含まれる第i番目のポリエチレン成分iの質量平均分子量であり、riは前記ポリエチレン成分iの分子鎖の広がりの半径(μm)を表し、ri = (1/2)〈R02〉i1/2(〈R02〉i1/2は前記ポリエチレン成分iの分子鎖末端間距離(μm)であり、下記式:〈R02〉i1/2 = (1.15 × 10-8 × Mwi)1/2により算出される。)であり、Ciは前記ポリエチレン成分iの前記ポリエチレン樹脂溶液中濃度(質量%:前記ポリエチレン樹脂及び前記溶剤の合計を100質量%とする。)であり、Σは前記ポリエチレン成分が複数種である場合に各ポリエチレン成分について前記式:(4/3)πri3× (Ci/Mwi) ×
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (30件):
4F074AA18
, 4F074AA19
, 4F074AA20
, 4F074AA22
, 4F074AA23
, 4F074AB01
, 4F074CA02
, 4F074CA03
, 4F074CA04
, 4F074CA05
, 4F074CA06
, 4F074CA07
, 4F074CB34
, 4F074CC02Y
, 4F074CC29Z
, 4F074DA08
, 4F074DA10
, 4F074DA13
, 4F074DA22
, 4F074DA23
, 4F074DA49
, 5H021BB01
, 5H021BB02
, 5H021BB05
, 5H021BB13
, 5H021EE04
, 5H021HH03
, 5H021HH04
, 5H021HH05
, 5H021HH06
引用特許:
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