特許
J-GLOBAL ID:200903042369462032

スルホニルアミノ酸誘導体およびスルホニルアミノ酸誘導体を有効成分として含有するマトリックスメタロプロテアーゼ阻害剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大家 邦久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-213272
公開番号(公開出願番号):特開平9-309875
出願日: 1996年07月25日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【構成】 式(I)の化合物及びその塩(式中、R1,R2はH、アルキル;Eは-CONR3-、-NR3CO-、-COO-、-OCO-、-NR3CONR3-、-COCH2-、-CO-、-OCONR3-、-NR3COO-、-OCOO-、-CSNR3-、-NR3CS-、-NR3CSNR3-、-OCSNR3-、-NR3CSO-、-CSO-、-OCS-、-OCSO-;Jは単結合、アルキレン、アルケニレン、式(II)の基;AはH、アルキル、シクロアルキル、Ar基、Gは式(III)の基)。【化1】【効果】 式(I)の化合物はMMP阻害作用を有し、リュウマチ、骨関節炎、病的骨吸収、骨粗鬆症、歯周病、間質性腎炎、動脈硬化、肺気腫、肝硬変、角膜損傷、ガン細胞の転移浸潤や増殖の疾患、自己免疫疾患、白血球系細胞の血管遊出や浸潤による疾患、血管新生等の予防及び/又は治療に有用である。
請求項(抜粋):
一般式(I)【化1】[式中、R1は、水素原子、またはC1〜4アルキル基を表わし、R2は、1)水素原子、2)C1〜8アルキル基、3)フェニル基、または4)フェニル基、-OCOR16基(基中、R16はC1〜4アルキル基を表わす。)、またはCONR17R18 基(基中、R17およびR18はそれぞれ独立して水素原子またはC1〜4アルキル基を表わす。)で置換されたC1〜4アルキル基を表わし、Eは、1)-CO-NR3-基(基中、R3は水素原子、C1〜4アルキル基、フェニル基、またはフェニル基で置換されたC1〜4アルキル基を表わす。)、2)-NR3-CO-基(基中、R3は前記と同じ意味を表わす。)、3)-CO-O-基、4)-O-CO-基、5)-NR3-CO-NR3-基(基中、R3は前記と同じ意味を表わす。)、6)-CO-CH2-基、7)-CO-基、8)-O-CO-NR3-基(基中、R3は前記と同じ意味を表わす。)、9)-NR3-CO-O-基(基中、R3は前記と同じ意味を表わす。)、10)-O-CO-O-基、11)-CS-NR3-基(基中、R3は前記と同じ意味を表わす。)、12)-NR3-CS-基(基中、R3は前記と同じ意味を表わす。)、13)-NR3-CS-NR3-基(基中、R3は前記と同じ意味を表わす。)、14)-O-CS-NR3-基(基中、R3は前記と同じ意味を表わす。)、15)-NR3-CS-O-基(基中、R3は前記と同じ意味を表わす。)、16)-CS-O-基、17)-O-CS-基、または18)-O-CS-O-基を表わし、Aは、1)水素原子、2)C1〜8アルキル基、3)C3〜7シクロアルキル基、または4)Ar基(基中、Ar基は炭素環または複素環アリールを表わし、1から3個のC1〜15アルキル基、C1〜15アルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、グアニジノ基、アミジノ基、水酸基、ベンジルオキシ基、NR9R10基(基中、R9およびR10は、それぞれ独立して、水素原子またはC1〜4アルキル基を表わす。)、-COOR11基(基中、R11は水素原子またはC1〜4アルキル基を表わす。)、トリフルオロメチル基、フェニル基または複素環基で置換されていてもよい。)を表わし、Jは、1)単結合、2)C2〜4アルキレン基3)C2〜4アルケニレン基、または【化2】(基中、R4およびR5は、それぞれ独立して、(i) 水素原子、(ii) C1〜4アルキル基、(iii)C1〜4アルコキシ基、またはR4およびR5が結合する炭素原子と一緒になってC3〜7シクロアルキル基を表わす。)を表わし、Gは、【化3】1) -(CH2)m-基(基中、mは2,3または4を表わす。)または【化4】(基中、R6およびR7は、それぞれ独立して、(i) 水素原子、(ii) C1〜8アルキル基、(iii)-COOR8基(基中、R8は水素原子、C1〜8アルキル基、フェニル基、またはフェニル基で置換されたC1〜4アルキル基を表わす。)、(iv) Ar基(基中、Arは前記と同じ意味を表わす。)、(v) 複素環基、(vi) -COOR8基(基中、R8は前記と同じ意味を表わす。)、C1〜4アルコキシ基、水酸基、ベンジルオキシ基、-NR12R13基(基中、R12およびR13は、それぞれ独立して、水素原子またはC1〜4アルキル基を表わす。)、-NR14COOR15基(基中、R14は水素原子またはC1〜4アルキル基を表わし、R15は水素原子、C1〜8アルキル基、フェニル基、またはフェニル基で置換されたC1〜4アルキル基を表わす。)、Ar基または複素環基で置換されたC1〜8アルキル基(ただし、C1〜8アルキル基の炭素原子1個は硫黄原子1個に置き変わっていてもよいものとする。)、またはR6およびR7が結合する炭素原子と一緒になってC3〜7シクロアルキル基を表わす。)を表わす。ただし、Eが-O-CO-NR3-、-O-CO-O-、-O-CS-NR3-または-O-CS-O-であり、Jが単結合でかつAが水素原子である化合物を除く。]で示されるスルホニルアミノ酸誘導体、またはそれらの非毒性塩を有効成分として含有するマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤。
IPC (22件):
C07C311/19 ,  A61K 31/195 AED ,  A61K 31/215 ,  A61K 31/265 ,  A61K 31/27 ,  A61K 31/34 ,  A61K 31/38 ,  A61K 31/405 ,  A61K 31/415 ,  A61K 31/44 ,  C07C311/29 ,  C07C311/42 ,  C07C311/46 ,  C07C311/47 ,  C07D209/20 ,  C07D213/55 ,  C07D213/81 ,  C07D213/82 ,  C07D233/26 ,  C07D307/68 ,  C07D333/38 ,  C07D333/40
FI (22件):
C07C311/19 ,  A61K 31/195 AED ,  A61K 31/215 ,  A61K 31/265 ,  A61K 31/27 ,  A61K 31/34 ,  A61K 31/38 ,  A61K 31/405 ,  A61K 31/415 ,  A61K 31/44 ,  C07C311/29 ,  C07C311/42 ,  C07C311/46 ,  C07C311/47 ,  C07D209/20 ,  C07D213/55 ,  C07D213/81 ,  C07D213/82 ,  C07D233/26 ,  C07D307/68 ,  C07D333/38 ,  C07D333/40

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