特許
J-GLOBAL ID:200903042370182884

サイドエアバッグの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 昭夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-197149
公開番号(公開出願番号):特開平11-034785
出願日: 1997年07月23日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 膨張時のテンションラインを維持させるための車内側壁部と車外側壁部とを結合させた結合部からの膨張用ガスの漏れを防止して製造できるとともに、その結合部の結合強度を安定させることができるサイドエアバッグの製造方法を提供すること。【解決手段】 製造時、まず、車外側壁部13の内側面における結合部部位に接着剤10を塗布する。ついで、車内側壁部12と車外側壁部13との外側面側に配置させた2つの押型41・46の押圧面44a・49a相互を接近させて押圧面44a・49a相互の距離を一定として、接着剤10の厚さtを均一にする。そして、接着剤10で車内側・車外側壁部12・13相互を接着させることにより、テンションラインを構成する張力発揮用の結合部22を形成して、エアバッグ11を製造する。
請求項(抜粋):
膨張時の形状を、車内側の開口の上側周縁にそれぞれ取り付けられる上辺部と該上辺部から斜め下方に鈍角状に連なる斜辺部との2辺を有した略四辺形の板状の袋状とするとともに、膨張時に前記斜辺部の下部側から前記上辺部の端部側へ斜め方向に張力を生じさせるテンションラインを形成するように、車内側壁部と車外側壁部との相互の略中央部分を結合させた張力発揮用の結合部を、配設させているサイドエアバッグの製造方法であって、前記車内側壁部と前記車外側壁部との内側面における前記結合部部位の少なくとも一方に接着剤を塗布した後、前記車内側壁部と前記車外側壁部との外側面側に配置させた2つの押型の押圧面相互を接近させて前記押圧面相互の距離を一定として、前記接着剤の厚さを均一にするとともに、前記接着剤で前記車内側・車外側壁部相互を接着させることにより、前記張力発揮用の結合部を形成することを特徴とするサイドエアバッグの製造方法。

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