特許
J-GLOBAL ID:200903042370635030

デッドロック検出装置及びその検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀 城之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-067449
公開番号(公開出願番号):特開2000-259433
出願日: 1999年03月12日
公開日(公表日): 2000年09月22日
要約:
【要約】【課題】 実行時間の長いタスクであっても、デッドロック検出を確実に行うようにする。【解決手段】 ウォッチドックタスク3の優先順位を管理タスク・グループ5の中で最も低い優先順位を持つタスク5yと同じ優先順位P2か、それよりも低い優先順位であり、かつ低優先タスク・グループ6よりも高い優先順位P3とする。ウォッチドックタスク3を周期起動する時間を、高優先タスク・グループ4及び管理タスク・グループ5のタスク実行によるCPU占有時間以上とする。実行時間の長いタスクが必要となった場合に、実行時間の長いタスクを低優先タスク・グループ6に配置することにより、高優先タスク・グループ4及び管理タスク・グループ5のタスク実行によるCPU占有時間を、ウォッチドック・タイマ8で用意されているカウント可能時間よりも短くする。
請求項(抜粋):
ハードウエア制御等の高速性を必要とする優先度の高いタスクが配置されている高優先タスク・グループと、演算処理等の処理時間が遅れても問題とならない処理を行う優先度の低いタスクが配置されている低優先タスク・グループと、前記低優先タスク・グループのタスクにおいて、如何なる処理を実行するか(タスクの動作)を管理するタスクが配置されている管理タスク・グループと、ウォッチドックタイマからタイマ・カウントオーバフローが通知されることにより、デッドロック復帰処理を実行するウォッチドック割り込みと、予め定めた時間の周期で、前記ウォッチドックタイマのタイマ・カウントスタート&クリアの処理を実行するウォッチドック・タスクと、前記各タスクの実行を管理するリアルタイムOSとを備え、前記リアルタイムOSの管理の基に、前記高優先タスク・グループ及び管理タスク・グループの何れかのタスクでデッドロックが発生した場合、前記ウォッチドック・タスクの実行が不可能となり、前記ウォッチドック・タイマのタイマ・カウント・スタート&クリアの処理が実行されないことで、前記ウォッチドック・タイマからタイマ・カウントオーバフローが通知され、前記高優先タスク・グループのタスク及び前記管理タスク・グループのタスクにおけるデッドロックを検出することを特徴とするデッドロック検出装置。
IPC (2件):
G06F 9/46 340 ,  G06F 11/30 305
FI (2件):
G06F 9/46 340 G ,  G06F 11/30 305 G
Fターム (10件):
5B042GA23 ,  5B042JJ11 ,  5B042JJ14 ,  5B042JJ21 ,  5B098BA04 ,  5B098CC01 ,  5B098GA02 ,  5B098GA04 ,  5B098GC03 ,  5B098GD25

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