特許
J-GLOBAL ID:200903042373013030
冬虫夏草子実体の大量生産のための液体種菌培養方法およびその装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
齋藤 和則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-039054
公開番号(公開出願番号):特開2003-250336
出願日: 2002年02月15日
公開日(公表日): 2003年09月09日
要約:
【要約】【課題】 本発明は冬虫夏草子実体の大量生産のための液体種菌培養方法およびその装置を提供する。【解決手段】 冬虫夏草の原菌をシャーレに拡大培養した後、炭素原・窒素原および蒸留水で構成された接種原培地に冬虫夏草の原菌を接種し、24°Cの培容器で5日間培養した後、前記冬虫夏草の培養接種原を本発明の接種器具を用いて液体培地と培養接種原の比が100:1になるように無菌的に接種し、本発明の液体種菌培養装置を用いて25°Cで0.3vvmの速度で除菌された空気を注入しながら5日間培養して液体種菌を製造した後、該液体種菌を玄米と蚕蛹片で構成された穀物培地に均一に広がるように接種して、湿度70〜80%、温度24°Cの条件で蛍光燈を燈し光の明度を維持できる培養室で10〜15日間培養した後、湿度80〜90%、温度20°C、光の明度500〜1000Luxに維持される培養室で15〜18日間培養することにより、雑菌の汚染なく容易な方法で冬虫夏草の子実体を大量生産し得る優れた効果がある。
請求項(抜粋):
(a) 冬虫夏草の原菌をデキストロス10〜80gm、酵母抽出液2〜20gm、ペプトン2〜20gm、寒天10〜20gmおよび蒸留水1000mlから成る固体培地に接種して22〜30°Cの恒温器で4〜8日間拡大培養する段階;(b) デキストロス10〜80gm、酵母抽出液2〜20gm、ペプトン2〜20gmおよび蒸留水1000mlで構成された接種原培地を製造する段階;(c) 前記(b)段階で製造した接種原培地を接種器具(10)に入れて、前記(a)段階で拡大培養した冬虫夏草の原菌を接種して22〜30°Cの恒温器で4〜8日間接種原を培養する段階;(d) 液体種菌培養のためにデキストロス10〜80gm、酵母抽出液2〜20gm、ペプトン2〜20gm、0.1〜1.0%(w/v)消泡剤および蒸留水1000mlを添加して液体培養液を製造する段階;(e) 前記(c)段階の培養接種原を液体培養液:接種原の比が20〜200:1になるように接種する段階;(f) 本発明の液体培養装置(20)で前記(e)段階の接種原が接種された液体培養液を22〜28°Cで0.1〜1.0vvmの速度で除菌された空気を注入しながら5〜12日間培養して液体種菌を培養する段階;(g) 前記(e)段階で培養した液体種菌を1000ml半透明プラスチック容器に玄米と蚕蛹片を入れ滅菌して製造した培地上に接種した後、湿度70〜80%、温度24°C内外の蛍光燈を燈し光を維持できる培養室に移し、10〜15日間培養した後、培養室の温度を20°C、湿度80〜90%、光の明度500〜1000Luxに維持しながら15〜18日間培養して茸を形成する段階;を特徴とする冬虫夏草子実体の大量生産のための液体種菌培養方法。
IPC (10件):
A01G 1/04 101
, A61K 35/64
, A61K 35/84
, A61P 1/14
, A61P 1/16
, A61P 11/00
, A61P 11/06
, A61P 31/04
, A61P 37/00
, C12N 1/14
FI (10件):
A01G 1/04 101
, A61K 35/64
, A61K 35/84 A
, A61P 1/14
, A61P 1/16
, A61P 11/00
, A61P 11/06
, A61P 31/04
, A61P 37/00
, C12N 1/14 G
Fターム (28件):
2B011AA07
, 2B011BA19
, 2B011GA04
, 2B011JA01
, 2B011KA04
, 4B065AA71X
, 4B065BB10
, 4B065BB39
, 4B065CA41
, 4C087AA01
, 4C087AA03
, 4C087BB21
, 4C087CA06
, 4C087NA20
, 4C087ZA59
, 4C087ZA75
, 4C087ZB07
, 4C087ZC21
, 4C088AA02
, 4C088AD09
, 4C088AD19
, 4C088BA08
, 4C088CA03
, 4C088NA20
, 4C088ZA59
, 4C088ZA75
, 4C088ZB07
, 4C088ZC21
引用特許: