特許
J-GLOBAL ID:200903042373503045

フィルム面移動式オートフォーカスカメラの合焦作動警告装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-215282
公開番号(公開出願番号):特開平9-043504
出願日: 1995年08月01日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】 レンズ距離環の手動調整によるマニュアルフォーカスを主にし、オートフォーカスを補助手段として使用する場合に、迅速にしかもより効果的に合焦作動表示を行えるフィルム面移動式オートフォーカスカメラの合焦作動警告装置を提供する。【解決手段】 撮影レンズの距離環の調整位置に基づき得られる測距信号により合焦点までのデフォーカス量を算出する。このデフォーカス量がバックフォーカスの基準位置から制御可能範囲であるか否かを測距CPU36は警告表示部34に表示する。制御可能範囲であれば、合焦可能表示がなされ、撮影者のレリーズ操作によりバックフォーカスが修正されて光軸ユニットが合焦位置にもたらされる。その後、カメラ作動CPU38が撮影動作を行い、撮影完了後に光軸ユニットは元の基準位置に戻る。制御可能範囲でない場合は、撮影者に距離環を再度回すように警告表示をする。
請求項(抜粋):
撮影レンズ用のレンズマウントおよびフィルムの出し入れのための裏蓋を有するカメラ外観を主とする固定部と、レンズを通過する光軸中心に配置されたファインダ機構,測距機構,露出機構およびフィルム開口部を有し、前記カメラ外観固定部に対し光軸方向に所定の距離だけ移動可能な光軸ユニットを備え、前記カメラ外観固定部に前記フィルム開口部の左右に配置されるフィルム給送機構を配置したフィルム面移動式オートフォーカスカメラであって、撮影レンズの距離環の調節位置に対し測距動作が行われ、得られる測距信号により合焦位置に対する光軸ユニットのデフォーカス量を算出する一方、前記光軸ユニットを常にバックフォーカスの基準位置に位置付けておき、撮影動作時に、前記光軸ユニットを前記基準位置から光軸方向に前後に直線移動せしめることによって合焦動作を行い、撮影完了後、前記光軸ユニットを前記基準位置に復帰させる手段を有し、前記測距動作で算出したデフォーカス量がバックフォーカスの基準位置に対し制御可能な範囲内にある場合は合焦可能表示を行い、制御可能な範囲を越える場合には合焦不能表示を行って撮影レンズの距離環による手動調整が必要である旨の警告を表示することを特徴とするフィルム面移動式オートフォーカスカメラの合焦作動警告装置。
IPC (3件):
G02B 7/28 ,  G03B 3/04 ,  G03B 13/32
FI (2件):
G02B 7/11 N ,  G03B 3/04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭55-155330
  • 特開昭57-111504
  • バック駆動式AFカメラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-321892   出願人:京セラ株式会社

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