特許
J-GLOBAL ID:200903042375730901

雑音電流吸収具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-396543
公開番号(公開出願番号):特開2003-198177
出願日: 2001年12月27日
公開日(公表日): 2003年07月11日
要約:
【要約】【課題】 固定機構の係止が確実で、外部からの接触等による意図しない固定機構の解除を防止できる雑音電流吸収具を提供する。【解決手段】 雌側嵌合部6eと雄側嵌合部6dとを嵌合させて、分割片4a,4bが環状となるようケース部6a,6bを閉じ合わせる時に、ケース部6aに押し込まれる分割片4aは、作用突起6gに当接し、ケース部6aに押し込まれるに従って、ケース部6aの雄側嵌合部6dの形成部位を、その突出方向(ケース部6aの外周を広げる方向)に変位させる。従って、両嵌合部6d,6eの嵌合状態を保持する保持力が増大し、しかも、ケース部6aの雄側嵌合部形成部位は、その内壁側が作用突起6gを介して分割片4aと当接した状態となるため、雄側嵌合部6dに外力が作用しても、嵌合が解除される方向(ケース部6aの内側方向)に変位することがない。
請求項(抜粋):
複数の分割片を組み合わせることで構成される環状の磁性体コアと、前記分割片をそれぞれ包持するケース部、及び前記分割片が環状に組み合わされた状態となるよう前記ケース部同士を固定するための固定機構を備えた保持ケースと、からなり、前記磁性体コアを電線に外嵌することで該電線に流れる雑音電流を吸収する雑音電流吸収具において、前記固定機構は、一方のケース部の外壁面に突設された雄側嵌合部と、他方のケース部から延設され、前記雄側嵌合部を嵌合させる雌側嵌合部と、からなり、前記ケース部或いは前記分割片の少なくとも一方に、前記ケース部に前記分割片が押し込まれると、該ケース部の前記雄側嵌合部の形成部位を、該雄側嵌合部の突出方向に変位させる変位作用部を設けたことを特徴とする雑音電流吸収具。
Fターム (5件):
5E321BB51 ,  5E321CC02 ,  5E321CC03 ,  5E321CC06 ,  5E321GG09

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