特許
J-GLOBAL ID:200903042378982901

ビスフェノール類の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-028205
公開番号(公開出願番号):特開平8-217713
出願日: 1995年02月16日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【構成】 フルオレノンとフェノール類との縮合反応混合物に原料として使用したフェノール類より沸点が高く且つアルコール性OH基を有しない炭化水素系溶剤(アルキルビフェニル、アルキルナフタレン、ジフェニルメタン、ジフェニルエタン、ジフェニルエーテル等)を添加し、蒸留により未反応のフェノール類を除去する。得られた蒸留残分に水溶性で且つアルコール性OH基を有しない有機溶媒(アセトニトリル等)を添加して加熱溶解させた後、冷却して9,9-ビス(4-ヒドロキシフェニル)フルオレン類を析出させる。【効果】 未反応のフェノール類を効率よく回収することができるので、工業的な製造プロセスとして経済的に有利である。高収率で且つ純度良く、そして、ポリエステル化等の重合過程において重合を阻害するアルコールが残存しない製品を得られる。
請求項(抜粋):
触媒の存在下でフルオレノンとフェノール類とを縮合反応させ、得られた反応混合物に原料として使用したフェノール類より沸点が高く且つアルコール性OH基を有しない炭化水素系溶剤を添加した後、蒸留により未反応のフェノール類を除去し、得られた蒸留残分にアルコール性OH基を有しない有機溶媒を添加して加熱溶解させた後、冷却して9,9-ビス(4-ヒドロキシフェニル)フルオレン類の結晶を析出させることを特徴とするビスフェノール類の製造方法。
IPC (4件):
C07C 39/17 ,  C07C 37/20 ,  C07C 37/74 ,  C07C 37/84
FI (4件):
C07C 39/17 ,  C07C 37/20 ,  C07C 37/74 ,  C07C 37/84

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