特許
J-GLOBAL ID:200903042379608655
蛇行制御方法およびタンデム板圧延機設備列
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-011204
公開番号(公開出願番号):特開平8-197125
出願日: 1995年01月27日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 金属板のタンデム圧延操業において、先後端部の圧延時を含めて圧延材料の安定した通板性を確保するための蛇行制御方法およびその前提条件となるタンデム圧延機設備列を開示する。【構成】 2台以上の圧延機と、各圧延機間のうち少なくとも一箇所に設けた張力測定用ロールを有し、該ロールに負荷される鉛直方向の力を作業側・駆動側で独立に検出し、張力測定用ロールに圧延材から作用するロール軸方向の力を検出する張力測定装置と、圧延材の幅方向通板位置測定装置とからなるタンデム板圧延機の蛇行制御法において、通板位置測定装置の出力により、圧延機間の張力測定用ロールの位置における圧延材の幅方向通板位置を直接検出または推定し、これと張力測定用ロールに負荷される鉛直方向の力の作業側と駆動側の検出値とから、張力測定用ロールの位置の圧延材に真に作用している張力の作業側と駆動側の差を演算し、該張力差が許容範囲に入るようし、前記張力測定用ロールに負荷されるロール軸方向の力が許容範囲に入るように、各圧延機の作業側と駆動側の圧下設定値の差を制御する。
請求項(抜粋):
2台以上の圧延機と、各圧延機間のうち少なくとも一箇所の圧延機間に、該圧延機のロール軸線に平行なロール軸を有し圧延材と接触して回動自在に支持された張力測定用ロールを有し、圧延材に作用する圧延方向張力によって該張力測定用ロールに負荷される鉛直方向の力を作業側・駆動側それぞれ独立に検出するとともに、該張力測定用ロールに圧延材から作用するロール軸方向の力を検出する検出手段を備えた張力測定装置と、圧延材の幅方向通板位置測定装置とが配備されたタンデム板圧延機の蛇行制御法であって、前記幅方向通板位置測定装置の出力により、前記圧延機間の張力測定装置の張力測定用ロールの位置における圧延材の幅方向通板位置を直接検出または推定し、該検出値または推定値と前記張力測定装置の張力測定用ロールに負荷される鉛直方向の力の作業側と駆動側の検出値とから、前記張力測定装置の張力測定用ロールの位置において圧延材に真に作用している張力の作業側と駆動側の差を演算し、該張力差が予め定められた許容範囲に入るようにすると共に前記張力測定用ロールに負荷されるロール軸方向の力が予め定められた許容範囲に入るように、各圧延機の作業側と駆動側の圧下設定値の差を制御することを特徴とする蛇行制御方法。
IPC (3件):
B21B 37/68
, B21B 37/00 BBP
, G01L 5/06
FI (2件):
B21B 37/00 135
, B21B 37/00 BBP
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