特許
J-GLOBAL ID:200903042380220768

多階調アクティブマトリックス液晶駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 眞吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-117388
公開番号(公開出願番号):特開平5-313605
出願日: 1992年05月11日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】階調数の増大に伴う回路規模の増大を抑制する。【構成】レジスタ231及び232の内容をセレクタ261で順に選択し、これを、基準電圧源50、デコーダ241及びセレクタ251からなるD/A変換器でアナログ電圧に変換し、この電圧を、該選択に同期して各々2段のサンプルホールド回路271及び272に順に供給する構成とすることにより、階調数増大に伴い回路規模増大の主な原因となるセレクタ251、253を構成するアナログスイッチの全個数を従来の1/2以下に減少でき、また、このアナログスイッチを通して分布容量の比較的大きいデータラインX1〜X4を直接駆動しないので、従来よりもオン抵抗の大きいアナログスイッチを用いることができる。
請求項(抜粋):
液晶画素(C11〜C44)の一端電極が共通にされ他端電極がスイッチ素子(Q11〜Q44)を介してデータライン(X1〜X4)に接続され、該データラインにクロスする走査ライン(Y1〜Y4)に該スイッチ素子の制御入力端が接続された液晶表示パネル(10)を駆動して多階調表示させる多階調アクティブマトリックス液晶駆動回路において、1色がNビットの階調表示データで表されるデジタル映像信号(D)が書込まれ一時格納される第1記憶手段(221〜224)と、該第1記憶手段に格納されている1ライン分の該階調表示データをp画素分毎の第1〜qグループに分けたときの選択された第jグループから、i番目の該階調表示データを読出す選択手段(231〜234、261、263)と、該選択手段から読出された各画素の該階調表示データをアナログ電圧に変換するデジタル/アナログ変換手段(50、241、243、251、253)と、該各データラインに対してサンプルホールド回路(271〜274)が設けられ、p個の該サンプルホールド回路の入力端が互いに共通に1つの該デジタル/アナログ変換手段の出力端に接続され、該各サンプルホールド回路は連続する2つの入力電圧を書き込み可能な第1及び第2のコンデンサ(CA、CB)を備え、出力端がデータラインに接続された該サンプルホールド回路(271〜274)と、該第1記憶手段に対し該書込みを行わせ、該選択手段に対し第1〜qグループのi番目の該階調表示データをq画素分読み出させ、該読出しを1水平走査時間の間にi=1〜pについてp回繰り返させ、該p個の該サンプルホールド回路に対し、i番目の該サンプルホールド回路の該第1又は第2のコンデンサの一方に該アナログ電圧を書込ませ、これをi=1〜pについて行い、該第1又は第2のコンデンサの他方に書込まれた電圧を該サンプルホールド回路の出力電圧として該データラインに印加させる制御手段(40B、21)と、を有することを特徴とする多階調アクティブマトリックス液晶駆動回路。
IPC (3件):
G09G 3/36 ,  G02F 1/133 550 ,  G02F 1/133 575

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