特許

J-GLOBAL ID：200903042388367970

α-グリコシル ケルセチンとその製造方法並びに用途

発明者： 米山 勝 ,  入谷 敏 ,  三宅 俊雄
出願人/特許権者： 株式会社林原生物化学研究所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-208709
公開番号（公開出願番号）：特開平5-032690
出願日： 1991年07月26日
公開日（公表日）： 1993年02月09日
要約：

【要約】【目的】 ケルセチンの欠点を解消し、水溶性に優れ、毒性の懸念もなく、加えて、生体内で生理活性を充分発揮しうるケルセチン誘導体を得ることを目的とする。【構成】 本発明は、ケルセチンにD-グルコース残基が等モル以上α-結合したα-グリコシル ケルセチンと、ケルセチンとα-グルコシル糖化合物とを含有する溶液に糖転移酵素を作用させてα-グリコシル ケルセチンを生成せしめ、これを採取することを特徴とするα-グリコシル ケルセチンの製造方法並びにこの方法によって得られるα-グリコシル ケルセチンを含有せしめた組成物に関する。本発明のα-グリコシル ケルセチンは、安全性の高いビタミンP強化剤としてばかりでなく、黄色着色剤、酸化防止剤、消臭剤、安定剤、品質改良剤、予防剤、治療剤、紫外線吸収剤、劣化防止剤などとして、他の原材料などと配合して、飲食物、嗜好物、飼料、餌料、抗感受性疾患剤、美肌剤、色白剤など化粧品など各種組成物に有利に利用される。

請求項（抜粋）：

ケルセチンにD-グルコース残基が等モル以上α-結合したα-グリコシル ケルセチン。

IPC (10件)：

C07H 17/07 ,  A23L 1/275 ,  A61K 7/00 ,  A61K 7/42 ,  A61K 7/48 ,  A61K 31/70 ADA ,  C09K 3/00 104 ,  C09K 15/08 ,  C12P 19/60 ,  A23K 1/16 303