特許
J-GLOBAL ID:200903042400009511

分散型制御システムのROM版数照合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-300209
公開番号(公開出願番号):特開平6-149549
出願日: 1992年11月11日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】被制御機器を分担制御する複数のサブCPU3-1,3-2、各サブCPUと伝送路7を介して交信しつつその分担する制御を実行させるメインCPU1を備えた分散型制御システムで各CPU1,3-1,3-2のプログラムROM2,4-1,4-2の組合せの適否を簡単に把握し、トラブルを未然に防ぐ。【構成】サブCPUのROM4-1,4-2内に夫々その版数を格納する領域11-1,11-2を設け、電源ON時のイニシャル処理でメインCPUはそのROM2内の版数読出手段9を介しサブCPU3-1,3-2へ版数の送信要求を送り、サブCPUはこの要求に応じそのROM4-1,4-2内の版数応答手段12-1,12-2を介して夫々領域11-1,11-2内の版数をメインCPUへ送る。メインCPUはそのROM2内の版数適正照合手段10を介し受信した版数の適合性を照合し不具合時にはその旨を表示器8へ表示する。
請求項(抜粋):
それぞれ自身に割当てられた制御対象機器を分担制御する複数のサブCPUと、伝送路を介しこの各サブCPUと交信しつつこの各サブCPUにその分担する制御を実行させるメインCPUとを備え、前記の各CPUは夫々自身が持つROMに記憶された動作手順に従って制御を行う分散型制御システムにおいて、前記サブCPUのROM内に夫々当該ROMの版数を格納する領域を設けると共に、前記メインCPUのROMには前記各サブCPUへそのサブCPUが持つROMの版数を応答送信すべき旨の要求を送信する手段を設け、前記の各サブCPUのROMには夫々この送信要求に応じて自身が持つ版数を前記メインCPUへ応答送信する手段を設け、さらに前記メインCPUのROMにはこのサブCPUから応答送信されたROM版数の適合性を照合し、不具合時にはその旨を出力する手段を設けるようにしたことを特徴とする分散型システムのROM版数照合装置。
IPC (2件):
G06F 9/06 410 ,  G06F 15/16 450

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