特許
J-GLOBAL ID:200903042405513951

干渉計による2次元位相データのアンラップ方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤島 洋一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-262540
公開番号(公開出願番号):特開平10-090112
出願日: 1996年09月11日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 アンラップ時におけるノイズ等によるエラーを起こりにくくにする。【解決手段】 コンピュータ12は、干渉計1によって得られた2次元位相データにおける有効な領域を、隣り合う点同士の位相差がπよりも十分小さい点の集まりである小領域に分割し、各小領域に、それぞれ、アンラップを行うために位相を2πの何倍だけずらせば良いかを表す変数を割り当て、隣り合う小領域の境界に沿って、隣り合う点の位相差を2πで割った値を整数に丸めた値を、隣り合う点の変数の値の差とする第1の方程式を作成し、隣り合う小領域の境界毎に、同じ境界上についての第1の方程式を辺々足して第2の方程式を作成し、第2の方程式を変数について解く。整数解がない場合は解を整数に丸め、解がない場合は隣り合う小領域の境界を挟んで隣り合う点の組の個数で重みを付けた最小2乗解を求める。
請求項(抜粋):
干渉計によって得られる2次元位相データのアンラップを行う干渉計による2次元位相データのアンラップ方法であって、2次元位相データにおける有効な領域を、隣り合う点同士の位相差がπよりも十分小さい点の集まりである小領域に分割する手順と、各小領域に、それぞれ、アンラップを行うために位相を2πの何倍だけずらせば良いかを表す変数を割り当てる手順と、隣り合う小領域の境界に沿って、隣り合う点の位相差を2πで割った値を整数に丸めた値を、隣り合う点の変数の値の差とする第1の方程式を作成する手順と、隣り合う小領域の境界毎に、同じ境界上についての第1の方程式を辺々足して第2の方程式を作成する手順と、第2の方程式を変数について解き、整数解がある場合はその整数解をそのまま各小領域毎の変数の値とし、解はあるが整数解ではない場合はその解を整数に丸めた値を各小領域毎の変数の値とし、解がない場合は隣り合う小領域の境界を挟んで隣り合う点の組の個数で重みを付けた最小2乗解を求めてその解を整数に丸めた値を各小領域毎の変数の値とする手順と、得られた各小領域毎の変数の値を2π倍した位相だけ、各小領域内の各点の位相をずらす手順とを備えたことを特徴とする干渉計による2次元位相データのアンラップ方法。
IPC (3件):
G01M 11/00 ,  G01B 9/02 ,  G01M 11/02
FI (3件):
G01M 11/00 L ,  G01B 9/02 ,  G01M 11/02 B

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