特許
J-GLOBAL ID:200903042414122728

摩擦試験方法と摩擦試験装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-303749
公開番号(公開出願番号):特開平10-132731
出願日: 1996年10月29日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 試料片間の摺動摩擦領域の雰囲気条件に対応して、摺動摩擦による状態変化を的確に測定解析し、この状態変化に伴って発生する生成体を検出解析することが可能な摩擦試験装置を提供する。【解決手段】 被測定試料片1と試験試料片2とをモータ11の回転によって摺動させ、摺動摩擦領域12に、制御手段13の制御により、気体供給手段5から弗素を含む気体流を所定幅の分子流パルスとして噴射させ、所定の雰囲気条件を設定することにより、被測定試料片1の材質との間に生成放出される弗化物、或いは被測定試料片1の表面に形成され付着する弗化物の生成パルス波形を、分光器6、7で摺動状態に変化を与えずに分光検出し、解析手段8、9でデコンボリューションすることにより、弗化物の生成メカニズムを定量的に解析し、摺動摩擦領域の雰囲気と化学変化とが摩擦係数に与える影響を、高精度で定量的に解析することが可能になる。
請求項(抜粋):
被測定試料片と試験用試料片とを相対的に摺動させ、前記試験用試料片と前記被測定試料片相互間の摩擦状態を、前記被測定試料片と前記試験用試料片間の対接荷重に対応付けて測定解析する摩擦試験方法に対して、前記被測定試料片と前記試験用試料片との摺動摩擦領域に気体流を噴射する噴射ステップと、該気体流噴射下での前記摺動摩擦領域の状態変化を検出し、検出状態を解析する検出解析ステップとが設けられていることを特徴とする摩擦試験方法。
IPC (2件):
G01N 19/02 ,  G11B 5/84
FI (2件):
G01N 19/02 Z ,  G11B 5/84 C

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