特許
J-GLOBAL ID:200903042418315210

厚板圧延における先端反り低減方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金丸 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-228844
公開番号(公開出願番号):特開平6-071325
出願日: 1992年08月27日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【構成】 粗圧延工程と、粗圧延後に圧延材を所定の温度に水冷する冷却工程と、引き続く仕上圧延工程とからなる熱間圧延方法が実施される熱間圧延ラインにおいて、圧延材の板厚方向の各位置における温度を温度算出手段で算出し、この温度と、圧延材固有の熱間変形抵抗の温度特性との関係に基づいて、圧延時に発生する先端反りを求めて、仕上圧延工程で発生する先端反り量が最小値となるように、冷却停止時の圧延材の上下面温度と熱間変形抵抗の温度特性との関係に基づき、水冷設備によって圧延材を冷却し、冷却停止時の圧延材の上下面に所定の温度差を付与する。【効果】 仕上圧延時において発生する先端反りを効果的に低減することが出来る。
請求項(抜粋):
粗圧延機と仕上圧延機の間に、圧延材上下面に対する冷却条件を個別に制御可能な水冷設備が設けられ、前記水冷設備を用いて圧延材を所定の温度に冷却するための冷却条件を算定する条件算定手段と、圧延材の板厚方向の各位置における温度を算出する温度算出手段とが前記水冷設備に関連して設けられ、粗圧延工程と、粗圧延後に圧延材を所定の温度に水冷する冷却工程と、それに引き続く仕上圧延工程とからなる熱間圧延方法が実施される熱間圧延ラインにおいて、前記温度算出手段によって算出された圧延材の板厚方向の各位置における温度と圧延材固有の熱間変形抵抗の温度特性との関係に基づいて、圧延時に発生する先端反りを算出して、前記冷却工程後の仕上圧延工程で発生する先端反り量が最小値となるように、冷却停止時の圧延材の上下面温度と熱間変形抵抗の温度特性との関係に基づき、前記水冷設備によって圧延材を冷却することにより、冷却停止時の圧延材の上下面に所定の温度差を付与することを特徴とする厚板圧延における先端反り低減方法。
IPC (4件):
B21B 45/02 320 ,  B21B 15/00 ,  B21B 37/00 BBJ ,  B21B 37/00 132
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-179819

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