特許
J-GLOBAL ID:200903042426928418

光サーキュレータおよび光の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-221789
公開番号(公開出願番号):特開平8-086978
出願日: 1994年09月16日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 高いアイソレーションを有するとともに高ビットレート信号の伝送が可能な光サーキュレータおよび光の制御方法を提供する。【構成】 ファイバ1から入力された光は、ファイバ2に出力される。ファイバ2から入力された光はファイバ3に出力される。21-1乃至21-4はウォークオフ偏光ビームスプリッタであり、各ポートF2,F3に結合する光のアイソレーションを高めることができる。さらに、偏光補償板H1は、第1ポートF1から入力された光が伝搬しない経路上に配置されており、第2ポートから入力された信号光が第3ポートF3に結合する際の偏波分散を抑制する。
請求項(抜粋):
第1ポートから入力された第1光を第2ポートへ出力し、前記第2ポートから入力された第2光を第3ポートに出力する光サーキュレータにおいて、前記第1ポートから入力された前記第1光のうちの常光線および異常光線の進行方向を平行にして出力するように配置されるともに、平行に入力された常光線と異常光線とを合成して前記第3ポートに出力するように配置された第1の偏光ビームスプリッタと、前記第2ポートから入力された前記第2光のうちの常光線および異常光線の進行方向を平行にして出力するように配置されるともに、平行に入力された常光線と異常光線とを合成して前記第2ポートに出力するように配置された第2の偏光ビームスプリッタと、前記第1ポートと前記第1の偏光ビームスプリッタとの間に配置され、前記第1ポートから入力された前記第1光を常光線と異常光線とに分離して前記第1の偏光ビームスプリッタへ出力する分波用複屈折材料と、前記第2ポートと前記第2の偏光ビームスプリッタとの間に配置され、前記第2ポートから入力された前記第2光を常光線と異常光線とに分離して前記第2の偏光ビームスプリッタへ出力するとともに、前記第2の偏光ビームスプリッタから入力された常光線および異常光線を合成して前記第2ポートに出力する合分波用複屈折材料と、前記第3ポートと前記第1の偏光ビームスプリッタとの間に配置され、前記第2の偏光ビームスプリッタから入力された常光線および異常光線を合成して前記第3ポートに出力する合波用複屈折材料と、前記第1の偏光ビームスプリッタと前記第2の偏光ビームスプリッタとの間に配置され、前記第1の偏光ビームスプリッタから入力された第1光のうちの常光線および異常光線に第1の変換を施してそれぞれを異常光線および常光線として前記第2の偏光ビームスプリッタに出力するとともに、前記第2の偏光ビームスプリッタから入力された第2光のうちの常光線および異常光線に第2の変換を施してそれぞれを異常光線および常光線として前記第1の偏光ビームスプリッタに出力する光学部品と、前記第1の偏光ビームスプリッタと前記合波用複屈折材料との間に配置された偏光補償板と、を備えることを特徴とする光サーキュレータ。

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