特許

J-GLOBAL ID：200903042429432693

管の穿孔部保護スリーブ及びその装着方法

発明者： 菊地 昇
出願人/特許権者： コスモ工機株式会社
代理人 (1件)： 重信 和男 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-297842
公開番号（公開出願番号）：特開平8-135871
出願日： 1994年11月07日
公開日（公表日）： 1996年05月31日
要約：

【要約】【目的】 簡単な操作でしかも水道管等管の穿孔部に確実に密着することのできる、管の穿孔部保護スリーブを提供すること。【構成】 初め、保護スリーブ1の筒状部3の外径は穿孔部9の径よりも小径であるため、該保護スリーブ1を穿孔部9内まで容易に挿入することができる。続いて前記筒状部3外周面を穿孔部9内面に密着するまで変形させることで、空間部4内の隔離手段が破壊され、前記空間部4内においてA液とB液とが混合され、該液が硬化するため、筒状部3は内部に硬化された合成樹脂部が形成されることになり、保護スリーブ1を容易に、しかも確実に穿孔部9に装着することができる。

請求項（抜粋）：

外径が穿孔部の径より小径の筒状体であり、該筒状体は弾性変形自在なゴム等の弾性材で形成されるとともに、該筒状体内には空間部が形成されており、前記空間部には、少なくともA液と、該A液と混合させることによりA液を硬化させる硬化剤としてのB液とが隔離手段により隔離された状態でそれぞれ充填されており、さらに前記隔離手段は、前記空間部が押圧、変形されることにより容易に破壊されるようになっていることを特徴とする管の穿孔部保護スリーブ。