特許
J-GLOBAL ID:200903042430408291
重切削加工条件で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (2件):
富田 和夫
, 鴨井 久太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-194725
公開番号(公開出願番号):特開2005-028484
出願日: 2003年07月10日
公開日(公表日): 2005年02月03日
要約:
【課題】重切削加工条件で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン系サーメットからなる超硬基体の表面に、AlとCrの複合酸化物層からなる硬質被覆層を1〜10μmの平均層厚で物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具において、上記硬質被覆層を、層厚方向にそって、Al最高含有点とCr最高含有点とが所定間隔をおいて交互に繰り返し存在し、かつ前記両点間でAlおよびCrの含有割合がそれぞれ連続的に変化する成分濃度分布構造を有し、さらに、上記Al最高含有点が、組成式:(Al1-X CrX )2O3(ただし、原子比で、Xは0.10〜0.30を示す)、上記Cr最高含有点が、組成式:(Cr1-Y AlY )2O3(ただし、原子比で、Yは0.05〜0.25を示す)、を満足し、隣り合う上記Al最高含有点とCr最高含有点の間隔が、0.01〜0.1μmである硬質被覆層で構成する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン系サーメットからなる超硬基体の表面に、AlとCrの複合酸化物層からなる硬質被覆層を1〜10μmの平均層厚で物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具において、
上記硬質被覆層が、層厚方向にそって、Al最高含有点とCr最高含有点とが所定間隔をおいて交互に繰り返し存在し、かつ前記Al最高含有点から前記Cr最高含有点、前記Cr最高含有点から前記Al最高含有点へAlおよびCrの含有割合がそれぞれ連続的に変化する成分濃度分布構造を有し、
さらに、上記Al最高含有点が、
組成式:(Al1-X CrX )2O3(ただし、原子比で、Xは0.10〜0.30を示す)、
上記Cr最高含有点が、
組成式:(Cr1-Y AlY )2O3(ただし、原子比で、Yは0.05〜0.25を示す)、
を満足し、かつ隣り合う上記Al最高含有点とCr最高含有点の間隔が、0.01〜0.1μmであること、
を特徴とする重切削加工条件で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (4件):
B23B27/14
, B23B51/00
, B23C5/16
, C23C14/08
FI (4件):
B23B27/14 A
, B23B51/00 J
, B23C5/16
, C23C14/08 K
Fターム (17件):
3C037CC04
, 3C037CC09
, 3C037CC11
, 3C046FF03
, 3C046FF05
, 3C046FF13
, 3C046FF17
, 3C046FF19
, 3C046FF25
, 4K029AA04
, 4K029BA50
, 4K029BC02
, 4K029BD05
, 4K029CA04
, 4K029DD06
, 4K029EA01
, 4K029JA03
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