特許
J-GLOBAL ID:200903042434552125

発泡体およびその用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-264169
公開番号(公開出願番号):特開平11-100454
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 剛性、耐熱性、耐熱老化性、耐薬品性、耐溶剤性、誘電特性などに優れるとともに、広い温度範囲で制振性を発揮し、かつ耐熱性に優れた環状オレフィン系樹脂の発泡体を提供する。【解決手段】 互いに異なるガラス転移温度を有する2種以上の環状オレフィン系樹脂[A]からなり、発泡倍率が1.1〜100倍である発泡体であって 環状オレフィン系樹脂[A]が、エチレン・環状オレフィンランダム共重合体[A-1]、環状オレフィンの開環重合体または共重合体[A-2]、開環重合体または共重合体の水素化物[A-3]、および[A-1]、[A-2]および[A-3]のグラフト変性物[A-4]から選ばれる発泡体。
請求項(抜粋):
下記[A-1]、[A-2]、[A-3]および[A-4]よりなる群から選ばれ、かつ互いに異なるガラス転移温度を有する2種以上の環状オレフィン系樹脂を含有する組成物からなる発泡体であり、該発泡体の発泡倍率が1.1〜100倍であることを特徴とする発泡体:[A-1]エチレンと下記式[I]または[II]で表される環状オレフィンとを共重合させて得られるエチレン・環状オレフィンランダム共重合体、[A-2]下記式[I]または[II]で表される環状オレフィンの開環重合体または共重合体、[A-3]上記[A-2]開環重合体または共重合体の水素化物、および[A-4]上記[A-1]、[A-2]または[A-3]のグラフト変性物;【化1】(式[I]中、nは0または1であり、mは0または正の整数であり、qは0または1であり、R1〜R18ならびにRaおよびRbは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基であり、R15〜R18は互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、かつ該単環または多環が二重結合を有していてもよく、またR15とR16とで、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成していてもよい。)、【化2】(式[II]中、pおよびqは0または1以上の整数であり、mおよびnは0、1または2であり、R1〜R19はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水素基、脂環族炭化水素基、芳香族炭化水素基またはアルコキシ基であり、R9 (またはR10)が結合している炭素原子と、R13またはR11が結合している炭素原子とは直接あるいは炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、また、n=m=0のときR15とR12またはR15とR19とは互いに結合して単環または多環の芳香族環を形成していてもよい。)。
IPC (3件):
C08J 9/04 CES ,  C08F232/08 ,  C08G 61/08
FI (3件):
C08J 9/04 CES ,  C08F232/08 ,  C08G 61/08
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-277638
  • 特開平2-289632
  • 発泡性重合体粒子および発泡体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-302177   出願人:三井石油化学工業株式会社
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