特許
J-GLOBAL ID:200903042434714966

ニユーラルネツトワーク応用雨水流入量予測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-286247
公開番号(公開出願番号):特開平5-128092
出願日: 1991年10月31日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】本発明は、ポンプ運転支援のための雨水ピーク流入量の予測を自動的にかつ精度よく行なえることを最も主要な目的としている。【構成】本発明は、レーダ雨量計からの観測値をメッシュ形状の降雨強度に換算し、降雨開始から等時間間隔で離散的な降雨強度データを学習用入力データとして蓄えると共に、ポンプ施設の水位計およびポンプ運転による吐出量からポンプ施設に流入する雨水流入量のピーク値を演算し、雨水ピーク流入量を学習用出力データとして蓄え、この学習用入力データである降雨強度データと学習用出力データである雨水ピーク流入量を基に、バックプロパゲーション法によってニューラルネットワークの重み係数を学習して蓄え、この学習済みの重み係数を用いて降雨当日の降雨強度データから、ニューラルネットワークにより雨水ピーク流入量を予測して出力することを特徴としている。
請求項(抜粋):
雨水排水を目的とする下水道ポンプ場または処理場等のポンプ施設に対し、レーダ雨量計を用いてニューラルネットワークによりポンプ運転支援のための雨水ピーク流入量を予測する雨水流入量予測装置において、前記レーダ雨量計からの観測値をメッシュ形状の降雨強度に換算し、当該換算した降雨開始から等時間間隔で離散的な降雨強度データを学習用入力データとして蓄えると共に、前記ポンプ施設の水位計およびポンプ運転による吐出量から前記ポンプ施設に流入する雨水流入量のピーク値を演算し、当該演算した雨水ピーク流入量を学習用出力データとして蓄える学習用実績情報入力手段と、前記学習用実績情報入力手段により蓄えられた学習用入力データである降雨強度データ、および学習用出力データである雨水ピーク流入量に基づいて、バックプロパゲーション法によりニューラルネットワークの重み係数を学習し、当該学習済みの重み係数を蓄える予測モデル構築手段と、前記予測モデル構築手段に蓄えられた学習済みの重み係数を用いて、前記学習用実績情報入力手段により入力される降雨当日の降雨強度データから、ニューラルネットワークにより雨水ピーク流入量を予測する流入量予測手段と、前記流入量予測手段により予測された雨水ピーク流入量を出力する出力手段と、を備えて成ることを特徴とするニューラルネットワーク応用雨水流入量予測装置。
IPC (2件):
G06F 15/20 ,  G06F 15/18

前のページに戻る